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水稲分科会
テーマ:水田から学ぶ稲づくり ~田の草が教えてくれる土の状態~
1.自然農法で地域と伝統を守る 竹川和信(石川県)
2.気候変動に強い自然農法安全多収稲作 佐々木一郎(宮城県)
3.田んぼを浄化し町をきれいに 塚野忠平(新潟県)
4.田の草が教えてくれる土の状態 自然農法センター水稲チーム(長野県)

 

「健康な土づくり、稲づくり」が病虫害対策、雑草抑制、増収、食味向上の基本であることを、改めて実感する分科会だった。ポイントは、育土と育苗に大量にEMを投入すること。

 

「収穫後の稲ワラの全量還元が地力を増進させる」と言う佐々木さん(175a)は、収穫前の8月下旬~9月上旬にEM活性液を田面に処理することで、すき込み稲ワラの分解を促進。育苗では、EM活性液、木酢、EMXセラミックスパウダーの混合水を毎日かん水することで、腐敗病、冷害に強い苗をつくっている。

 

「資材費がかかるのでは」との会場からの質問に、「EMは自分で増やせるから慣行農法より安い」と佐々木さん。気候変動が多かった今年度も10a当たり平均540kg、最高600kgを収穫。雑草も出なくなり、食味は米食鑑定協会から1780点中3位の高い評価を受けた。

 

「雑草対策は無肥料栽培にヒントがある」と言う塚野さん(140a)は、オモダカがひどかった田んぼに窒素肥料をまったくやらなかったところ、除草機を一度も使わずに済み、増収も実現。「草や土の状態を観察することが肝要」と語った。

 

「田の草が教えてくれる土の状態について」自然農法センターは、ノエビは浅水や漏水する痩せた田んぼで発生、コナギは稲が直ちに吸えない余剰養分を利用するため、稲ワラなどの有機物が充分土に馴染んでいないと判断できる、などと解説した。

 

 

 

 

 


 

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