世界中でバイオ燃料の原料として、アルコールを大量生産しているが、アルコールをつくった後の廃棄物が環境汚染源となり問題になっている。コロンビアでは、数年前からサトウキビからアルコールをつくった廃液にEMを入れて、サトウキビ畑に戻している。そうすることで肥料を入れなくても土壌が肥沃になり、収量が今までの2倍以上になった。
20年前に大腸菌や悪臭で立ち入り禁止になった700万トンの池にEM活性液を投入したところ、わずか半年で大腸菌が基準値以下になった。今では人が泳げるようになり、カヤックやボートレースができるようになった。 この実績から、マナグア湖の浄化に取り組み出した。この湖は50年、垂れ流しのままの都市排水が毎日18万トンも流入し、汚染の原因となっている。浄化計画では、流入部分を仕切ってラグーンをつくりEMを投入し、また各家庭からEMを流し3年でキレイにするという目標を立てている。
この実績から、マナグア湖の浄化に取り組み出した。この湖は50年、垂れ流しのままの都市排水が毎日18万トンも流入し、汚染の原因となっている。浄化計画では、流入部分を仕切ってラグーンをつくりEMを投入し、また各家庭からEMを流し3年でキレイにするという目標を立てている。
コロンビアのカリブ海側にある広大(700ha)なカルタヘネラエビ養殖場では、30トンタンクを17基設置し、1週間に約900トンのEM活性液を流している。EMボカシ工場では、エビのエサのEMボカシをつくっている。
膝までヘドロがたまっていた場所も、ボランティアと漁協が協力してEMを投入したところ、ヘドロが30cm以上も減少しシジミの漁獲量がアップした。
生活雑排水が流れ込み悪臭がしていた。10トンタンクを設置して、大量にEM活性液を投入。数年かかると予測していたが1年目で変化を見せ、キレイになってきてきた。
名橋「日本橋」保存会を中心に、地元住民や企業、事業所がボランティアで浄化活動に参加。昨年12月にスタートし、これまでに約400トンのEM活性液を投入している。中央区と千代田区も支援。
約450坪の荒れ地でバナナ(200本)や野菜栽培を1人で行っている。まったく耕さず、従来の常識にとらわれずEMを思い切り使うことで、ひどい場所でも立派な生産緑地に変わることを実証している。
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EM活用技術事例集2007