各検査項目の結果を見ながら柯彬先生の説明を受けました。活性酸素・フリーラジカル測定の結果で、私の酸化ストレスは6段階評価のうち一番高い「正常」。しかし、抗酸化力では下から2番目の「抗酸化力がかなり不足」とのこと。これはちょっと不安な結果です。でもストレスがないから抗酸化力がなくても助かっているとも言えます。
一般的に、免疫力をつけるために予防接種をするように、ストレスが発生すれば、それに伴って抗酸化力が付いてくるという考え方もあります。抗酸化力を高める一番の方法は野菜や果物を食べること、緑や赤など色つきの野菜が特によく、多種類を食べるのがいいというアドバイスを受けました。
良導絡の検査では肺経、小腸経、肝経など12通りのツボの経路を測定しましたが、ここで得られた数値がチャートになって表示されます。肺や小腸といった言葉が出てきますが、解剖学でいう臓器名ではなく経路名とのことでした。
私の場合は心経、大腸経、三焦経で数値が高すぎ、腎経、脾経、膀胱経で低すぎだそうで、これらの結果から体の状態だけでなく、心の状態もアドバイスをもらえました。右の脾経が低いのは「食べることでストレスを解消しようとしている」と言われました。 各アドバイスは思い当たることばかりで、このように明文化してもらうことで、自分の健康意識も高まりました。
柯彬先生からは、「亜健康の状態からそのまま悪化が続くと病気になる可能性が高まります。仮に発病していなくても、前述したメタボリックシンドロームになってしまうと危険が高まるので生活の改善が必要です」と言われました。
以上のこと踏まえ、私の総合評価は、ウエスト周りの他、血糖値と内臓脂肪が数値オーバー。すでにメタボリックシンドロームになっていました。日頃の不摂生は自覚していましたが、実際に数字に出るとショックでした。 このままでは生活習慣病になってしまうと内心不安に思っていたところ、「でも回復は難しくありません。まだ病気じゃない」と柯彬先生から心強い言葉をもらい、回復のためのアドバイスをもらいました。
今回の取材では、普通の健康診断とはまったく違うビジュアルで分かりやすい形で自分の体と接することができました。また柯彬先生の丁寧な説明やアドバイスを聞かせてもらい、自分にとってとても意義のある体験になりました。 本来なら検査を受けてからEMウェルネスセンターとEMスパで過ごし、最後にどのくらい回復したか再検査を受けたいところです。
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