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EMウェルネスウィークレポート②
脱・亜健康プラン体験報告

〔30代男性記者Aの体験レポート〕

 

亜健康という言葉をご存知の方もいるかと思います。重い病気にかかっているわけではないが、「私は健康です。体調万全!」と言えるわけでもない、この健康と病気の中間の状態を中国では「亜健康」と言っています。
脱・亜健康プランでは、各国から集められた健康診断のための機械や回復のための器具や、EMカプセル・EM岩盤浴などの設備を用い、亜健康状態から脱却するプログラムを実施します。また、書籍「脱・亜健康宣言!」の著者(共著)で日本に亜健康を紹介した医学博士、柯彬先生のアドバイスも受けることができます。

 

11月17日(土)

 


顕微鏡を操作する柯彬先生。内容は液晶モニターに映し出される
スパ受付をすませ、ロッカールームで専用着に着替え、検査室で簡単なアンケートに記入し、柯彬先生の血液検査を受けます。EMスパは医療機関ではないので、医療行為を伴わない自己採血方式を行っています。
ボールペンに似た器具でカチンと指先に針を当て、痛みを伴わずに採血。血液が顕微鏡にセットされ、大きな液晶ワイドモニターに、さっきまで私の体内を流れていた血液が映し出されました。画面の大きさだけでなく、真っ赤な赤血球が大量に流れていく鮮明な画像は大変なインパクトで、しばし言葉を失って見入ってしまいました。

 


大量に流れる赤血球が映し出される
顕微鏡を操作しながら血液の様子を見続けます。赤血球に混じって何か大きな塊が発見されました。後から後から塊が見つかります。「これはコレステロール、こっちは脂肪の塊です。塊が多いですね。食べ過ぎや運動不足で消化しきれないのです」などと、いろいろな指摘を受けました。

 

突然、柯彬先生の手が止まりました。何か異常があったのかとハラハラしていたら、「この映像は中々見られません。白血球が異物を包み込もうとしています」。画像を見ると、塊にゼリー状のものがくっついていました。塊は脂肪で、ゼリー状ものが白血球とのことです。

 

柯彬先生から、「珍しい場面なので、顕微鏡をしばらくこのままにして、先に他の検査を済ませてください」と言われ、いろいろ測定器具が置いてある部屋に移動し、身体測定を行いました。測定してくれた職員の方に、「ウエストが85cmを超えています」と言われました。軽く受け流そうと思いましたが、男性で85cmを超えていると、メタボリックシンドロームの候補者になるとの説明を受けました。

 

メタボリックシンドロームというのは動脈硬化性疾患の発生確率が高まっている状態で、具体的には内臓脂肪型肥満であり、高血糖・高血圧・高脂血症の中で2つ以上をあわせ持った状態です。内臓脂肪型肥満というのは厳密にはCTで撮影して面積を測らないといけないのですが、ウエスト周りが85cm以上、女性は90cm以上だとこの症状が疑われると言われています。

 

次に、人差し指を機械にあてて血管の柔らかさをチェックする「血管機能検査」を行いました。折れ線グラフを見ながら職員の方が説明してくれました。そして、手足のつぼに電流を通して臓器の活発度を測る「良導絡(りょうどうらく)」。臓器まわりの自律神経のバランスを診ることもできます。電流といってもごく弱いもので、電気がビリビリくるなんてことはありません。横になり、手足のつぼにたくさんの電極を取り付けての測定です。他の血液検査も行い、総合結果は最終日に教えてもらえます。

 


「血管美人」で見る指先の毛細血管
続いて、毛細血管の流れや血管の形をリアルタイムで見る「血管美人」(詳細は断食プランへ)で測定。指先の血管は末端の折り返し地点となる場所。白く見える白血球が、小魚が泳ぐかのように血管を通るのが見えました。私の血管はキレイなものと曲がりくねったものが両方ある混合型でしたが、クネクネした血管を通る白血球はいかにも窮屈そうに泳いでいきます。血液中に邪魔な異物が多いと、川の流れが蛇行するように曲がっていきます。まっすぐな血管に戻したいところです。

 


2つの白血球に捕まった異物
柯彬先生のいる顕微鏡の部屋に戻り、白血球と異物の続きがどうなったのか見せてもらうと、異物に気づいた別の白血球が加わっていました。異物はますます白血球に包まれつつあります。

 

最後にはたくさんの白血球が加わるそうです。「免疫力があるので全部包み込んでいき、これを消化します。白血球は赤血球を食べることはありません。異物と認定したものを食べます」と説明を受けました。現物を見ながらの解説に、私はただただ関心するばかりでした。

 

引き続き、顕微鏡での血液検査です。赤血球に混じってコレステロールや脂肪がたくさん見つかりました。珍しいと言われた、異物を捕らえた白血球がまたしても見つかりました。「こんなに大きな脂肪がある。見てください、画面に入りきれませんよ。このような帯状の脂肪がある人はあまりいません」と柯彬先生。私は少し不安になり、「どうすればいいのでしょうか」と尋ねました。

 


珍しいコレステロールと脂肪のツーショット
「どうすれば そう、みんな聞いてくれるのです」と、柯彬先生。嬉しそうな顔で続けて、「実際に映像化された自分の血液を見るから、自分から真剣にアドバイスを求めてきます。EMウェルネスセンターは予防が中心です。病気になって動けなくなってから病院へ行くのではなく、亜健康の状態の時に、食生活の改善などアドバイスをし、健康に戻るようにしたい。これが一番大切です」と話しました。

 

 



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