京都の和幸庵の福龍松が衰弱し始めたため、Uネット理事で京都在住のAさんが、EM活性液の散布とEMセラミックスパウダーの幹への塗布を行い、小康を取り戻していました。
衰弱した松の樹勢回復は、造園界にとっては難題中の難題で、最良と思われる様々な方法を実施しても、後は神(運)だのみで、絶対的に回復させる術はありません。
1月4日に福龍松の樹勢回復のための造園業者からの見積もりと実施方法について、和幸庵の京和文化協会のBさんからコメントを求められました。
内容は一般の良識的な土壌改良法で、この方法で回復する保証は全くなく、ましてやEM関係者が関わっていたとなればという思いもあり、最新のEM技術について対応できるように、Aさんに協力をお願いしました。
以下、Bさんの福龍松に対する緊急対策のコメントとAさんへの指導要領です。 この方法だと土壌改良も不要で、誰でも簡単に実行できます。
B様からの1月4日付Faxでの松の樹勢回復についてのご相談で、比嘉先生からEM・X GOLD3本の提供がございましたのでお送りいたします。比嘉先生からのコメントと、樹勢回復へのEM活用は、以下です。 【コメント】 松は弱り始めると、普通の方法では回復は不可能ですが、緊急対策としてEM・X GOLD(松用に波動を強化しています)を提供します。EMは塩入であれば、EM活性液でもいいですが、今後マニュアル化するなら、(株)EM研究所のEM・1号をお使いください。 EMの施用は、冬でも構いませんので、可能な限り早めに松用のEM・X GOLDを施用してください。箱にも記しますが、1ヶ月に1回、合計3ヶ月分です。 結界ブロックも用意して、EM・X GOLDを施用した外側に、松の樹を囲むように四隅に設置してください。結界ブロックは、20〜30pの深さに埋設してください。 【EM活用法】 EM・X GOLDは約1,000倍、EM・1は約500倍希釈になるように使います。 (例) 毎週100リットルの希釈水を松の根際を中心に施用します。
秘書室 電話098−935−2224
Aさんへ Bさんから福龍松の報告と本が送られてきました。EMの本質を理解してもらうため「日本の真髄」と別紙のメッセージを送りました。 京都は歴史的に穢れが重なっており、浅い地下水(50m)はすべて二条城のようにサビた(酸化した)状態になっています。御承知のように、このサビはEMで浄化できることは明らかですが、具体的には役所の協力が必要です。 福龍松については、京都市の文化財保護課も理解を示していますので、「京都を彩る建物や庭園リスト」にあるメンバーに和幸庵と同じ要領で結界を作り、EMを活用し、文化財をきれいに、大事に長期に使い、そこに関わる人々が健康になるような活動にしてもらえればと思います。 定番通りEMの結界を作り、EMを空気や水の如く、年に1〜2回、庭や建物に散布すると、すべてが生命情報を持ち、生き生きとなります。古い建物も劣化が止まり、蘇生化するとともに、地震や台風、大雨等々の災害にも強くなり、いつの間にか街全体を結界化し、沖縄や福島のようにエネルギースポットにすることも可能です。同時に、都市地区のUネットの新たな活動にもなりますので、この活動は歴史的なものとなります。
琉球大学名誉教授 地球環境共生ネットワーク理事長 比嘉照夫
3月下旬、Aさんから下記のような報告が届きました。
EM技術による老齢木の樹勢回復の決定版は、1988年に遡ります。台湾山脈の北部(花蓮)にあるタイワンベニヒノキの御神木(孔子木、樹齢2500年以上)が枯れ始めたので(写真の左側)、EM技術で何とかならないかという相談を受けました。
日本の樹木医に相談すると、200万円くらいの経費が掛かるが、回復は保証できないということでした。1988年6月、私は現地まで行って、EMセラミックスパウダーを混和したEM・X GOLDを1000倍に薄めて、根際の幹回りに浸み込むように、繰り返し散布し、EM1号活性液も土壌全体に、平米当たり1リットルを散布するように指導しました。
12月には写真の中心のように樹勢はかなり回復し、1年後の1989年6月には、右側の写真のように回復して、台湾林学会誌の表紙をかざることが出来ました。 その後は徐々に勢いを取り戻し、後は時間の問題となった矢先に、1990年代にこれまで経験したことがない数回の巨大台風によって折損してしまったのです。
この経験は、日本における桜の老齢木の樹勢回復にも活用されるようになり、山梨県北杜市武川にある国指定天然記念物の第1号である山高神代桜、福島県三春の滝桜、東京国立の桜並木をもとより、全国にボランティア的に広がっています。
写真に示す、千葉県印西市の吉高の桜も(樹齢590年)かなり衰弱し、枯死するのではないかと思われていましたが、EM関係者のお世話で見事に甦っています。
台風2号の進路の変化について、4月20日時点では地元紙の通りですが、その後、沖縄本島に近づいた頃から南の方に腰折れ状態となり、南西側に進路を変更しています。このような現象は初めて観察されるため、沖縄のグラビトン結界の影響とも思われますが、今後の観察を待ちたいと思います。
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