<目次>
- EM海水活性液とは
- 波動源ペットボトルのつくり方
- 無煙炭化器を利用した整流炭のつくり方
- 整流用EMダンゴのつくり方
- ブラックコンクリート(EM整流ブロック)のつくり方
- 整流竹筒のつくり方
1.EM海水活性液とは
EM海水活性液は、通常の活性液をつくる際の水分を海水に変えて培養するものです。
海水は、塩分濃度が高く。雑菌が繁殖しにくいため、より質の高い活性液を作成することができます。また、海水に含まれる微量のミネラルを供給し、土壌を豊かにします。
海水が手に入らない場合は、水 1L、食塩 35g、にがり 10mlを混ぜ合わせ、人工海水を作り、海水の代用として使用します。
(完成した活性液に後から塩を3〜3.5%追加しても良い。)
<使用するに当たっての注意事項>
- EMを用いた土壌のマイクロバイオーム(細菌叢)がしっかり育っている農地に使用すること。(※ 液肥代わりに使用して効果が出るものではない。塩分は微生物の働きによって、植物に害を与えず、生長を促すものに変化する。EMを施用していない土壌で海水活性液を使用すると、逆に塩害が発生する場合がある。初めて使う場合は、特に希釈率を高くして使用すること。)
- 土壌が乾燥している場合は、100倍以上希釈して使用すること。
- 葉面散布する場合は、100倍以上に希釈して使用すること。(原液だと葉が枯れるため)
2.波動源ペットボトル(500lmlサイズ)のつくり方
(新・夢に生きる 第108回「海水活性液と塩の多目的活用」 参照)
< 材料 >
- 波動源ペットボトル / 500lmlサイズ
- EM海水活性液 500cc
- 炭 10g(整流炭の場合は1g)
- スーパーセラC 10g
- EMXゴールド 1cc
- 整流用EMダンゴ 1〜2m間隔で2個(畑の広さに合わせて用意)
- ボタン電池 2個(もしくは4個)
- ロープ
- 支柱
< 手順 >
- 活性液の入ったペットボトルとボタン電池2個を用意。
- 電池のプラス面を表にして置く。
- ビニールテープなどで貼り付ける。
- 反対側裏面にもうひとつの電池を、プラス面を上にして置き反対側同様にビニールテープで貼り付ける。
<ご注意> 電池について外部から問合せがあり調べたところ、発熱して発火の恐れがあることが判明しました。
【複数のボタン電池を放置していたら出火(Panasonic総合お客様サポート)】
https://www.panasonic.com/jp/support/kaden/case/10.html
そのため、1本の活性液ペットボトルにリチウムイオン電池を「1個だけ」張り付ける、または、複数個重ねる場合は、電池と電池の間に絶縁テープ等を挟み、必ず安全対策を講じてください。(新・夢に生きる 第118回「EMの整流力を活用した結界の応用」2018/05/28追記)
3. 無煙炭化器を利用した整流炭のつくり方
(
新・夢に生きる 第115回「簡易の炭化および整流灰の作り方と使い方」 参照)
整流炭とは、整流エネルギーを添加して炭焼きを行い、火を消すときに海水活性液の5倍希釈液をかけて出来た炭。無煙炭化器を使用すると、比較的簡単につくることが出来る。
- S字フック(針金での代用可)等の鉄製のフック(30〜40cm)を炭化器にかける。
- フックの端にミニロープを結び、ロープを電柱や住宅の電気の通っている箇所、波動源となるペットボトルまで誘導し、結びつける。
- 整流シールは、電柱に近い位置に貼り付け、上からビニールテープなどで大様に巻きつける。
- 反対側裏面にもうひとつの電池を、プラス面を上にして置き反対側同様にビニールテープで貼り付ける。
- 端材などを燃やし、炭をつくる。
- 消火した後、海水活性液を5倍に薄めて回しかけ、よく冷ます。
4. 整流用EMダンゴのつくり方
土と塩と炭を1:1:1の割合で良く混ぜ、海水活性液で団子にする。
乾燥させる必要はない。
※ 全体の1%程度のスーパーセラCを入れると、より効果的。
設置方法はこちら
5.ブラックコンクリート(EM整流ブロック)のつくり方
(新・夢に生きる 第128回「作物栽培における海水や塩の活用心得」 参照)
< 材料 >
セメント |
1000g |
セメントはホームセンターなどで一般的に販売されている、
「ポルトランドセメント」など通常セメントを使用。 |
炭 |
1000g |
EM研究機構では無煙炭化器で作ったEM整流炭(EMグラビトロン炭)を利用していますが、
炭はホームセンターなどで販売されている園芸用炭でも代用可能。
注:園芸用の炭が手に入らない場合、調湿用の木炭や燻炭などでも代用は可能です。しかし、効果や作業効率の点からは園芸用の炭を使用することをおすすめします。また、手順に画像では細かく粉砕していますが、全てが粉状になっていなくても作業は行えます。15mm角以上の塊が少なくなるよう、カナヅチなどで事前に粉砕するか、手順1で砕きながら混ぜると効率的です。 |
砂 |
800g |
砂はホームセンターなどで一般的に販売されている、
「コンクリート用砂」などを使用。(白でも黒でもどちらでも良い。) |
水分 |
750〜
1000ml |
水分は「EM・1」を「5%希釈」させたEM1希釈液を、
事前にペットボトルなどで準備して使用して下さい。 |
塩 |
300g |
塩はショッピングセンター・スーパーなどで販売されている、
食品用の「天然塩」などを使用。 |
セラミック |
10g |
セラミックは「EMスーパーセラ蘇生C」を使用。 |
出来上がり総量 |
約3600g
(比重1.5) |
セメント1kgで約3.6kg作れます、一般的に販売されている、
赤レンガブロック約2個分に相当します。 |
< 道具 >
- タフブネ または バケツ
- スコップ または コテ
- 型(タッパー、牛乳パック、紙コップなど)
- あると便利なもの(ハカリ、バケツ、希釈液用ペットボトル、ビニール袋、マスク)
< 手順 >
- セメント、炭、砂をタフブネなどにいれ、均一になるようにしっかりと混ぜる。
*少量でもタフブネの方が作業が簡単。
- セメント、炭、砂がしっかりと混ざったら、水分(EM・1を 5%希釈したもの)を数回に分けて入れしっかり混ぜる。
→最初は500ml程度を入れさっくりと混ぜ、後は様子を見ながら50〜100ml前後を足しながら混ぜる。
・水分量が多い(トロトロ)と、施工し易いが強度が若干下がります。
→流し込み等に向いています。
・水分量が少ない(モッチリ)と、施工は難しいですが強度は上がります。
→型枠(紙コップ)などに入れる程度であれば大丈夫です。
- 最後に塩、セラミックを全量入れ素早く混ぜて終了です。
*スコップなどで仕上がり表面をペタペタと叩いて、水分がじわーと染み出す程度。
- 型枠などに、コテやスコップで入れて成型します。
*セメントを上から押さえたり、地面にトントンと打付け、空気を抜くようにした方が強度が上がります。
- 直接日光や雨が当たらない日陰で型のまま4日程度自然乾燥後、型を外して3日前後自然乾燥させれば完成です。
【海や河川などに投入する場合で、さらに強度が必要なケース】
- 上記の材料に加え、砂利(バラス)を加えると更に強度が増します。しかし、作業は難しくなります。
- 加える利用は、+300g程度が理想です。必然的に出来上がり量は増加しますのでご注意ください。
- 前述の手順1の作業時、セメント、炭、砂をタフブネに入れる際、砂利を追加して混ぜてください。移行の手順は同様です。
<ブラックコンクリートの作り方手順/ダウンロードはこちら>
6.整流竹筒のつくり方
< 材料 >
- EMグラビトロン炭
- EM・1(EM活性液でも可)
- EM・3
- 塩
※ それぞれの分量は、使用する竹筒の大きさによって変わります。
< 手順 >
- EMグラビトロン炭10kgに対して、EM1 500ml、EM3 500mlを入れて、良く混ぜる。
- 竹の節が底になるように竹を切り、外側をバーナーで焼く。
(乾燥による割れと変色を防ぐため。)
- 混ぜた炭を竹筒の8分目まで入れる。
途中上から押さえるなどして、空気を抜きながら作業する。
- 9分目まで炭を入れたら、高さ一杯になるまで塩を入れる。
- 筒にボンドを塗り、和紙などを貼ってふたをする。
- 完成。室内に置く場合は、ひもで飾るなどすると見た目に良い。
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