作物栽培における海水や塩の活用心得
前号ではEM技術による災害の予防について述べましたが、≪天草の海を珊瑚の海に≫、を目標に20年余に渡ってEMを積極的に地域全体に活用している杉本烈子さんから次のようなお便りをいただきました。すなわち、前回に述べた災害に対するEM効果の追認です。 彼女の手紙では、既に天草における究極のプランが見えており、天草のEMパラダイス化の現象化に王手をかけています。特に重要なことは、EM整流炭を活用したブラックコンクリート(整流ブロックのこと:通称ブラコン)による結界を作り、エネルギースポット化し、それに海水と海水で作ったEM活性液の活用です。 今後、多くの関係者がその成果を活用することになりますが、私のコメントを附してEM関係者の参考に活用して欲しいと考えています。以下、その内容です。
私のコメントの主旨は、従来の農業の方法に、海水や塩を上手に使うEM農法ではなく、EMと塩と炭と整流シールを使い、不耕起、無除草、無農薬、無肥料、多収・高品質で、畑全体がイヤシロ地になり、畑そのものを環境浄化の源泉にするということが前提です。
【下記は私から杉本さんへのコメント】 エコピュアやDND連載記事で、塩の量の情報をよく読んでください。 エコピュア連載第120回で紹介したように、豆類は、塩に特に弱いので、普通の半分〜3分の1が目安です。
根が横に張らない根菜やハクサイ、キャベツ等は今回の要領で良いですが、考え方が根本的に間違っています。 詳しくは、エコピュア連載第117回〜第121回、第124回、DND連載第117回〜第120回を参考にしてください。 海水は何もしないと除草剤と同じです(DND連載第117回参照)。 EMを100〜200倍になるように混和して使う場合は、10〜20倍で著効あり。豆類は20倍。
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