今年は、温暖化ガスの削減を目的とする京都議定書が実行される年でもあり、自然の力を生かし環境保全を担う自然農法やEM技術を活用した環境浄化活動には、国内外からも注目が集まっています。参加者は2日間にわたり、最新のEM技術を学び合い、さらなる交流を深めました。
大会初日は、農業分科会(水稲、畑作、茶、畜産)と環境・菜園分科会(水質浄化、生ごみリサイクル、教育、福祉、自給菜園)が行われ、各分野における優良事例が発表されました。2日目には、「自然から学ぶ生き方を求めて~きれいな地球を子どもと孫へ~」をテーマにフォーラムが開かれ、登山家で医学博士の今井通子さんが「自然と共に生きる~農への想い~」と題して特別講演を行いました。引き続き、ツルネン・マルテイ参議院議員、福田英明農林水産省環境保全型農業対策室長、北海道の有機農家である早川仁史氏に比嘉照夫教授が加わり、保田茂兵庫農漁村社会研究所長のコーディネーターのもとパネルディスカッションが行われました。
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