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自然災害対策とEMの原点の再学習

台風や洪水、地震や雷、干ばつ、高・低温障害対策等々については、EMは信じられないほどの効果があり、本連載やDND等々を通じ、多数の例を紹介し続けています。

災害列島である日本の国造りの基本は、災害に強い国造りということになりますが、土木建築はもとより、日常的にEMを水や空気の如く使えば大難を小難にすることは容易であり、実証的成果は着々と起こっています。

このEMの万能性は、これまで繰り返し説明しましたが、究極的にはEMが重力子的に機能し、重力波をエネルギー化するためと言えます。重力波は、すべてのエネルギーの原点ですが、この量子的性質を機能させるためには、重力子による量子重ね効果を高めるということに尽きます。

量子の世界は、祈りや想念を含め、何にでも変わり得る素粒子的性質がありますので、宗教的な奇蹟もすべて説明できますが、ボース・アインシュタイン凝縮という現象に原点があります。ボースとは、光子(フォトン)のことですが、この光子が整流され重ね的に凝縮されると、量子の世界と現実の世界がつながり、奇蹟や信じられないことが起こるという現象です。

長年にわたって、EMを空気や水の如く使っている人々は、この不思議な現象を無数に体験するようになります。常々、「EMは効くまで使い続ける」、「空気や水の如く使うEM生活に徹する」ことが、環境や体内のエネルギーを整流し、様々なストレスや衝撃波の害を著しく軽減する奇蹟が当然ということになります。成果が現れなかったら、重ね効果的な使い方が十分でなかったという反省が必要です。

この原点を示す日常的なEM活動が各地で続いており、その一つとして大阪のある中学校では、SDGsの取り組みの一つとしてEMを使用したトイレ掃除を行っているそうです。そこでは、野本ちずこさん(NPO法人えひめユニバーサルビレッジ研究会)の指導を受けた教員が中心となって毎日清掃を実施しており、2学期も継続していきたいとのこと。
このほか、久留米市でもEM活性液を活用した水質保全活動が行われています。(下記画像参照)

環境を保全する微生物技術を活用したライフスタイルだけでなく、腸内細菌を整える食生活も実践し、本物の免疫力を強化していきたいものです。



沖縄で起こっていること

第160回で、台風2号が沖縄本島に近づいた頃から進路が大幅に変わってしまいました。台風6号も7月19日の予報に対し、24日には宮古島の南側を迂回して北西に進んでいます。このコースは、当初に作られた340qの結界の端に当たり、これまでの台風と同様に沖縄の結界効果の存在を示すものであり、長期間の暴風雨の割には、被害は極めて少ないという現地からの報告も寄せられています。

サトウキビについては、昨年本連載で大豊作になると予告しましたが、20%増の大豊作となりました。今年も同様なことが期待できる状況にあります。その他の情報は、これまであり得なかった様々な限界突破の事例です。

(2021年8月26日)



PROFILE
ひが・てるお/1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。国際EM技術センター長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年〜平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)など。2019年8月に最新刊「日本の真髄」(文芸アカデミー)を上梓。2022年(令和4年)春の勲章・褒章において、瑞宝中綬章を受章した。

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