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PROFILE
ひが・てるお/1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。国際EM技術センター長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年〜平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)など。2019年8月に最新刊「日本の真髄」(文芸アカデミー)を上梓。2022年(令和4年)春の勲章・褒章において、瑞宝中綬章を受章した。
諏訪湖創生講演会

諏訪湖の浄化を中心に地域活性化を目的として設立された「NPOしなとべ」の発会を記念して、諏訪湖創生講演会が5月24日諏訪市の文化センターで開催されました。その前日には、すでに成果が評価されいている中部、関東、東北の各地から「NPOしなとべ」の活動に賛同し協力する関係者の勉強会もあり、きわめて具体的で有意義な情報交換会となりました。

「NPOしなとべ」は4年前から下図のような諏訪湖の汚染対策にEMを活用し、さまざま成果を上げています。そのような実績に対し、また県内外のEMによる水質浄化の成果を確かめた上で長野県は「NPOしなとべ」に対し、約400万円の補助金を出すことを決定したのです。



当日は、県や議会の関係者も多数出席し、約300人の参加があり、宮城県栗原市の伊豆沼をたった1人で浄化した平野勝洋さんの公演と、諏訪地域全体における自然エネルギーと環境創造について諏訪東京理科大学の奈良松範教授の具体的な将来像の講演もありました。


諏訪湖は天竜川の源流であり、長野県から静岡県を経て太平洋に注ぐ、きわめて大きく、長い川です。当然のことながら、諏訪湖が浄化され豊かになれば、天竜川も浄化され豊かになり、その河口に面する太平洋岸がきれいで豊かになることを意味します。5〜10年では、世界に冠たるEMの湖沼、河川浄化と生態系の復活、生物多様性の保護、水産資源の大々的な復活のモデルを実現することも夢ではありません。

恒例の海の日(7月20日)全国一斉、EMおよびEMダンゴ投入の準備を始める時期となりました。
今年の海の日の楽しい活動を期待しています。

(2015年6月22日)





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