これまで何回か紹介しましたが、健康な人の糞便の移植によって、様々な難病の解決策として実用化が進んでいます。以下の引用記事は、その象徴的な応用例で、続々と新しい試みが続けられています。
[うんちから作ったお薬、いよいよFDA認証された!] 腸活、菌活の最終ゴールはこれかも。 うんち、場合によっては流してさよならしてしまうのはもったいないのかもしれません。だって、そのうんちが人類を腹痛から救う薬の原料になるかもしれないんですから… 出典:うんちから作ったお薬、いよいよFDA認証された!
米国やドイツ、ペルー、インドネシア等々でEM・1をPRO EM・1として飲用する動きが着々と広がっていますが、特にインドネシアでは、政府も積極的に支援しています。薬品の大半を輸入に頼っている同国では、PRO EM・1の多様な効果を活用し対応し始めています。
[複数株のプロバイオティクスでいつでも潰瘍を予防]胃粘膜の健全性は、胃を健康に保つ上で重要な役割を果たします。粘膜損傷、粘膜再生、各種粘膜保護因子は、さまざまな生理的条件下でバランスを保っています。… 出典:Maag Aman Setiap Saat dengan Probiotik Multistrain(複数株のプロバイオティクスでいつでも潰瘍を予防)
プロバイオティクスは、炎症を軽減することによって人間の健康を促進するために長年使用されてきました。しかし、そのメカニズムは完全には解明されていません。… 出典:Anti-inflammatory activity of Lactobacillus spp. and Rhodopseudomonas palustris probiotics(ラクトバチルス属の抗炎症活性 および ロドシュードモナス・パルストリス プロバイオティクス)
上記の引用記事は専門の機関での実験結果ですが、PRO EM・1には副作用のないステロイドと同じくらい強い抗炎症作用があることを確認しています。体内の炎症作用は、病気や老化の原因の始まりとして認識されるようになりましたが、抗酸化力や多様なエネルギー転換力を持つEMは、その対応策として実用的な効用が広がっています。
以下<図1><図2>は、EM研究機構の医学関係者職員からの報告で、個人のEM活用事例として情報共有します。
<図1> <図2>
人体には未知のウイルスが無数に存在し、最近の研究でも赤ちゃんのうんちから1万種も未知のウイルスが見つかっています。難病の大半は、それらのウイルスと体内炎症との関係も含め、様々なアレルギーにも関与しています。
[赤ちゃんのうんちから数千の未知のウイルス発見? これが必ずしも悪いことではない理由 Thousands of unknown viruses discovered in baby poo ? why this is not necessarily a bad thing|The Conversation ]5年間をかけて647人のデンマーク人の赤ちゃんのうんちを研究した国際科学者チームは、驚くべきことを発見した。… 出典:https://theconversation.com/thousands-of-unknown-viruses-discovered-in-baby-poo-why-this-is-not-necessarily-a-bad-thing-204419
EMには、すでに述べたように強い抗炎症作用があり、鳥インフルエンザ、蹄疫等、動物のウイルス対策についても顕著な効果が確認されています。人間のウイルスに対しても、同じ効果が認められています。
土壌も腸も類似の性質を持っており、それを良く機能させるためには微生物相のレベルを上げる必要があります。 新世紀に入って、メタゲノム分析法が急速に発展し、DNAの検索によって、微生物の種類や性質を明確にすることが可能となってきました。 その結果、人体の90%は微生物で構成され、DNAで見ると、人体のオリジナルは180分の1以下しかなく、人体の健康は微生物相によって決まることが明確となり、最初に述べたとおり、健康な人の糞便を病気の人に移植するという最先端医療が行われるようになりました。
近年、微生物の産生するLPS(リポポリサッカライド;グラム陰性菌の細胞壁の分解物)は、免疫力を高める免疫ビタミンとして実用化されており、食と健康の究極が見え始めています。 EM栽培の農産物は、免疫ビタミンであるLPSが飛び抜けて増加する効果があることがわかっています。LPSを特異的に産生するパントエア菌は、EMを施用すると共生的に著しく増える特性をもっているからです。
以下は、海外でPRO EM・1を活用した食生活の応用事例です。EMを生活に取り入れることは、病気にならない生き方の基本です。
<EMとLPSについての詳しい記事はこちら> ◆甦れ!食と健康と地球環境「第177回 環境中の微生物の機能とDNA密度の重要性」 http://dndi.jp/19-higa/higa_177.php <参考書籍> ・「あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた」 アランナ・コリン 著,矢野 真千子 訳 ・「鼻・のどの病気は免疫ビタミンでよくなっていく」 犬山康子 著,稲川裕之 監修,北西剛 監修 ・「『免疫ビタミン』のすごい力 – ガンも認知症も寄せつけない」 杣 源一郎 著
全国的に水害をもたらした台風2号は、当初は「強烈な台風」、次には「大型で非常に強い台風」という表現になり、台風の目もはっきりしていましたが、石垣島のEM結界域に入ると、台風の目はすぐに消失してしまいました。
その後の表現は、「強い」が抜けて「大型の台風」となり、6月2日の記事のように沖縄本島に近づく前に暴風域は消えてしまいました。2日間の強風と大雨は大きな被害もなく、5月の降雨の不足を補ってくれ、全体としては恵みの雨となりました。
警報中に消えた暴風域 2023年6月2日(沖縄タイムス社 提供)
テレビやラジオの報道とは裏腹に、琉球列島に存在する結界域の威力を改めて確認することができました。この結界が出来て9年目になりますが、年々その効果は高まっています。同時に、この結界域はウイルス抑制の効果も顕著で、かつて台風やウイルスによる被害がひどく、産業化が困難視されていたパパイヤも、記事の通り誰でも上手に作れるようになりました。その効果は、バナナはもとより、他の作物でも明確に現れています。
パパイアずっしり存在感 2023年6月4日(沖縄タイムス社 提供)
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