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第173回 2021年沖縄で観察された生態系の変化(5)

前号でも述べましたが、琉球列島に形成されたグラビトロン結界は、EM関連のホテルやEM・X GOLDの製造工場の整流水準を高めることで、年々強化される仕組みとなっています。 )

その影響は、琉球列島全域を蘇生化しつつあり、その変化は素人でも明確にチェックできることも紹介しました。すでに繰り返し述べているように、植物のウイルスの大半が消失したため、致命的障害であったパパイヤウイルスも全くなくなり、誰が植えても以下記事のようなことは当たり前となっています。

<琉球新報>2022年3月3日
シーサーが守り神?ビッグなパパイヤ1本に10個! 与那原
(一部引用)〜昨年5月に苗を買って庭に植え、乾燥しないようにと夏場は頻繁に水をまいて育てていた。10月ごろから花が咲き始め、成長するにつれて次々と実を付けて最初のパパイヤは幅20センチほどになった。〜
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1479059.html

球根類のウイルスも年とともに消失するため、<記事1、2>のような現象が各地に見られます。<記事3>のように、ホウオウボクの花びらも大開張となり、まるで品種が変わったような咲き方をしています。

<記事1>視線くぎ付け ユリ1株47輪(沖縄タイムス社 / 公開許諾期間満了につき非公開 2023年7月1日)

<記事2>圧巻10キロ サツマイモ(沖縄タイムス社 / 公開許諾期間満了につき非公開 2023年7月1日)

<記事3>雨で鮮やかホウオウボク うるま(沖縄タイムス社 / 公開許諾期間満了につき非公開 2023年7月1日)

サツマイモは肥料を多くすると、地上部のみ繁って、太いイモにはなりませんが、2019年以降は、根菜類は年々作り易くなり、ジャガイモ、水イモ等々も、これまでないビックサイズが当たり前に穫れるようになっています。

沖縄では、ウイルスのため絶対にジャガイモの種イモは作れないと言われていましたが、数年前から種イモもできるようになりました。極め付きは、沖縄に来襲する台風が2014年以来、年々減少し、その効果は農作物のみならず、島全体の生態系が安定するようになってきました。停電事故や落雷事故も著しく減少しています。

過去に、台風に対するグラビトロン結界の効果や海の浄化効果についても説明しましたが、<記事4>のような現実が起きています。

この地域は2017年まではグラビトン結界が十分に届いていませんでした。そのため、2017年には大規模な白化現象が起こってしまいました。その対策として、2018年10月に石垣や西表島の結界を沖縄本島と同じレベルに強化しました。<記事4>はその証とも言えるものです。

2017年の高温は、従来の理論的見解からすれば、沖縄全域が白化するのではないかと危惧されましたが、結界が十分に機能している区域は、被害は全く起こらず、この数年、サンゴの大規模な産卵がどこでも観察されるようになってきました。

<記事4>

以下の<記事5、6>は、その一例ですが、沖縄タイムスの「有釣天」というコーナーで多くの釣果が報告されているように、かつては沖合に出ないと釣れなかった大型の魚が、2014年から護岸でも釣れるようになりました。今では、港はもとより、どこでも魚が釣れる状況に変わっています。
参考:有釣天の記事一覧 | 沖縄タイムス+プラス
https://www.okinawatimes.co.jp/subcategory/%E6%9C%89%E9%87%A3%E5%A4%A9

鳥々の情報は、前号で終わりと思いましたが、また出て来ましたので紹介します。(記事7〜11)

<記事5>いのちの営み 力強く 奄美サンゴ産卵(沖縄タイムス社 / 公開許諾期間満了につき非公開 2023年7月1日)

<記事6>伊江島の海 命のピンク色 阿良の海 サンゴの産卵で染まる(沖縄タイムス社 / 公開許諾期間満了につき非公開 2023年7月1日)

<記事7>多良間島 野鳥いきいき 団体で羽休めエサ探し クロツラヘラサギなど(沖縄タイムス社 / 公開許諾期間満了につき非公開 2023年7月1日)

<記事8>クロサギペアの繁殖追う 多良間島 野鳥いきいき(沖縄タイムス社 / 公開許諾期間満了につき非公開 2023年7月1日)

<記事9>フパルシの大樹 コノハズク育児(沖縄タイムス社 / 公開許諾期間満了につき非公開 2023年7月1日)

<記事10>コウライウグイス 旅の途中 多良間に飛来(沖縄タイムス社 / 公開許諾期間満了につき非公開 2023年7月1日)

<記事11>梅雨の石垣 珍鳥羽休め オニカッコウ 島内繁殖か(沖縄タイムス社 / 公開許諾期間満了につき非公開 2023年7月1日)

(2022年7月1日)



PROFILE
ひが・てるお/1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。国際EM技術センター長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年〜平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)など。2019年8月に最新刊「日本の真髄」(文芸アカデミー)を上梓。2022年(令和4年)春の勲章・褒章において、瑞宝中綬章を受章した。

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