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素人にもできる自給自足への楽しい農業

先行きが見えない新型コロナウイルス対策は、EM生活を徹底し、免疫力を高め、環境中のEMの密度を高めることに尽きますが、これからの社会情勢に対処するためには、自給自足で病気にならない生き方と、SDGsの精神を徹底させることに尽きます。

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改めて述べるまでもなく、SDGsを徹底し、理想的なものにするためには、EMは不可欠なものであり、EMを使い続けることが健康や環境問題の本質的な解決に直結するものです。すなわち、EMを使い続けること自体がSDGsの推進と社会貢献であるという原点を再確認すべきです。

昨年12月後半に、素人にも出来る自給自足に関するうれしい便りと素晴らしい黒豆をいただきました。以前に本誌で紹介した(第147回 2020年2月掲載参照)安納芋の中道さんのグループからです。農業を全く知らない素人でも楽しく出来る貴重な情報源ですので、公開します。

令和2年12月18日

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比嘉照夫先生
拝啓 師走の候
EMさんには、いつもお世話になっており、ありがとうございます。
私達、EMコスモスで2年前の秋から竹炭を作るべく、竹藪の開墾を始めました。
翌年春になって、この竹藪に南瓜や西瓜、夏野菜を植え始めました。
EM研究機構さんからいろいろアドバイスをしていただきながら、塩と炭と活性液で…時にはEMU型ボカシを入れたりしました。
結界も作りました。
収獲は上々でした。
植えようとする所から、竹の根を掘り起こしながらの植付けです。
最初8人での開墾でしたが、都合で今は4人で週1回の作業をしています。
秋になり、玉ネギ、にんにくを植え、2度目の春には多種の夏野菜です。
特に、トマトは優秀で霜が下りるまで沢山実をつけていました。
又、はやと瓜は台風が来なかったため多くの実をつけ、畑に行く度の収獲でびっくりする位、多収獲しました。
丹波の黒豆は、竹で虫除けドームを作り、その中で育てました。
皆で知恵を出し合いながらの作業は楽しく、また出来た作物の土産も嬉しい事です。
比嘉教授にEMさんで、たいへんお世話になっていますので、感謝の気持ちとして、ここに黒豆を送らせていただきます。
御笑味していただけたら嬉しく思います。
EMさんの増々の発展を、心よりお祈り申し上げます。
かしこ

千葉県茂原市
鎗田ナヲ子、大野保代、栗原薫、中道好子

2018年秋 開墾始まる
▲2018年秋 開墾始まる

2018年秋 開墾始まる


2019年春 初めての野菜植え付け 休憩場もあります


2019年春 初めての野菜植え付け 休憩場もあります
▲2019年春 初めての野菜植え付け。
  休憩場もあります

2020年の畑の様子
▲2020年の畑の様子

畑の前には、竹の根のオブジェを置いています


畑の前には、竹の根のオブジェを置いています
▲畑の前には、竹の根のオブジェを置いています

はやと瓜 2株
▲はやと瓜 2株

はやと瓜 2株


2020年11月のトマト
▲2020年11月のトマト

2020年11月のトマト


2020年12月12日 年最後の収穫
▲2020年12月12日 年最後の収穫

2020年12月12日 年最後の収穫


黒豆の栽培 虫よけのトンネル
▲黒豆の栽培 虫よけのトンネル

2020年12月12日 年最後の収穫


黒豆の栽培 虫よけのトンネルと収穫した豆
▲収穫した豆
2020年12月12日 年最後の収穫



(2021年1月22日)




PROFILE
ひが・てるお/1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。国際EM技術センター長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年〜平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)など。2019年8月に最新刊「日本の真髄」(文芸アカデミー)を上梓。2022年(令和4年)春の勲章・褒章において、瑞宝中綬章を受章した。

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