EMの量子重ね効果的活用法
前号の後半に、量子重ね効果について述べましたが、この技術の活用は、ある意味では無限の可能性を持っていますので、改めて説明します。すなわち、EMの活用法を量子力学的にみると、量よりも質、質が同じなら使った回数によって、その成果が決まり、その回数のことを、私は量子重ね効果と称しています。基本的には「パイこね変換(Wikipedia参照)」のエネルギー系に通ずるものですが、要は何回丁寧に念を込めてEMを活用したかということになりますが、そのレベルが収穫物に記録されていることが明らかとなってきました。
結論的なことを言えば、整流炭等を使い、結界を張ってエネルギーフィールドを作り、EMの密度を高めると、その場は量子的にエネルギーを集約するようになります。量子の世界では、量ではなく次元、すなわち量子単位がどのように重ねられたかということでエネルギーの集約度が異なってきます。
前号で福島の菊池さんの米が量子の波動値が最も高かったと報告しましたが、その後、高知県の常石さんの米が届いたのでチェックしたところ、菊池さんの米よりも更に上位となったため、EM活用歴を送ってもらいました。
常石さんのEM栽培歴は長いとは言えませんが、今期から、私のアドバイスを受け、結界と海水EM活性液の活用に取組んでくれました。その概要は次の通りです。
収量はまわりの慣行法の10a当り8俵に対し、品質は最上で10俵以上(12俵となった区もある)となり、この栽培法は稲作革命といえるものです。この結果に対し、雑草対策と更なる増収に対する塩の使い方と葉面散布を追加するようにアドバイスしたのが下段の通りです。
結界を作っている場合の葉面散布
一般に、葉面散布といえば農薬を散布するように作物全体に丁寧にかけると思われていますが、EMの場合は、その必要がなく、上から軽くかかっても十分な重ね効果があります(写真@)。
そのため、ハウスの場合は写真のような無人煙霧や細霧システムを使いますが、1日4〜5回以上もスプレーすることが出来れば更に効果的です。水田や畑地の場合は、大型の細霧スプレーヤーを使うと10a当り3〜5分で十分です。結界のレベルが高いと、30秒から1分くらいに短縮することも可能です。
写真Aは、結界を作り、塩を10a当り2トン施用した後、キュウリを栽培し(第122回)、その次に植栽されたトマトとコマツナです。1日3〜4回の自動スプレーヤーで葉面散布を行っています。株元のコマツナも立派に育ち、同時に、トマトもいままで経験したことがない安定的な姿となっています。
このようなEMの重ね効果の限界は明らかではありませんが、結界を強化すれば更に簡略化することも可能であり、将来的には散布機器も不要で、ジョロで片隅に散布するだけでも十分というレベルになり得るものです。
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