ウェブエコピュア
連載
妙子さんの花づくり365日
トップページ 管理と手入れ 花を増やす
第三回
花の管理と日ごろの手入れ


草花を育てるには、技術はもちろん愛情も重要な要素の1つです。
草花は足音で育つと言われるように、まめに草花の様子を観察し気を配りましょう。そうすると、「葉、花の色が悪いな」「株に元気がないな」「水、肥料ほしがってないかな」などと気づくようになってきます。
人間や動物の治療と違って、植物の病気はいったん発病するとなかなか治りにくいと言われています。日ごろ草花の様子をよく観察し、適切な予防策をとりましょう。
病虫害を未然に防ぐ方法を紹介します。
草花を育てるポイント
①苗を購入する時はしっかりした元気な株を選ぶ。
②日当たりの良いところで栽培し、鉢や株の間を適切にとって、風通しを良くする。
③水や肥料をやり過ぎない。やり過ぎると軟弱に育つ。
④花がらや枯れ葉をこまめに取り除く。


美しい花をたくさん咲かせ、長い間楽しむために欠かせない手入れについて紹介します。

① 花がら摘み
咲き終わってしおれた花のことを花がらと言います。そのままにしておかないで、早めに花がらを摘み取ります。
咲いている花を美しく見せる。
そのままにしておくと、種子ができて親株を弱らせる原因になる。種が実る前に花がらを摘む。
枯れた花びらから発生する灰色カビ病などを予防する。
花がら摘み:画像 花がら摘みは、花の咲き方によって違う。花茎ごとや花だけ、枝や花茎をカットするなどがある。(左写真参照)

② 摘芯
摘芯は草丈が伸びるのを抑え、わき芽を出させ株張りを良くする。
ポット上げ時の摘芯についてはコチラ
摘芯:画像 茎や枝の先端の芽を摘むと、わき芽が出て分枝する。草丈が5〜10cm、本葉が8枚くらいの時に先端を指で摘む。(左写真参照)

③水やり
簡単そうで意外に難しいのが水やりです。ポイントはたくさんあります。
初心者は水やりをし過ぎて失敗することが多い。
水やりは与え過ぎても植物は枯れてしまう。
植物の種類によって、乾燥に弱いもの、過湿にしてはいけないものがあるから、その植物の性質をつかんで水やりをする。
水やりはゆっくり、たっぷりと与え、夏は早朝か夕方に、冬は暖かい午前中に与える。
 
地植え ・・・・ 基本的には自然にまかせ、土が乾いた時だけ水やりする。
コンテナ ・・・・ 土の表面が乾いたら花にかからないように、容器の底から流れ出るまでたっぷりと与える。

戻る

トップページ | EMとは? | 特集・レポート | 連載 | 投稿ひろば | 用語集 | FAQ | バックナンバー | EM情報室 | リンク集 | サイトマップ