妙子さんのガーデニングは、化学肥料や殺虫剤、殺菌剤などをほとんど使いません。身の回りにある生ごみや米のとぎ汁、米ヌカなどに、発酵食品に使う乳酸菌や酵母など培養した有用微生物群(EM)を混ぜ合わせることによって、オーガニックな肥料や病虫害予防液をつくります。すべてキッチンで準備できるところがミソです。
◆資材(肥料)EM生ごみ発酵肥料
◆資材(肥料)EMボカシⅡ型
◆資材(活性液)米のとぎ汁EM発酵液
◆資材(病虫害予防)EM5(ストチュウ)
・・・土づくりに使用
密閉バケツ
(いろいろな種類、大きさのものが市販されている)
生ごみ
EMボカシⅡ型
EMボカシにはⅠ型とⅡ型あります。Ⅰ型が生ごみ用、Ⅱ型はガーデニングや菜園の肥料用です。高橋さんは、2種類のEMボカシをつくる手間を省くために、Ⅱ型でEM生ごみ発酵肥料をつくっていますが、初心者の方はⅠ型をお使いください。
[1]
密閉バケツの底に新聞紙を敷く。
[2]
底に穴を開けたビニール袋を入れ、EMボカシをサッとまく(ビニール袋の使用はバケツを洗う手間を省くため)。
[3]
水気を切り、小さく切った生ごみをバケツに入れる。
[4]
そこにEMボカシをかけ、生ごみとよく混ぜ合わせる。
[5]
発酵液(浸出液)がたまったら、その都度取り出す。腐りやすいのでその日のうちに使う。
[6]
それを繰り返し、満杯になったら、直射日光の当たらないところで1〜2週間置く。
・・・基本は元肥・追肥用。高橋さんの場合は、生ごみ処理にも使用。
米ヌカ
1kg
骨粉
375g
油カス
375g
EM
2.5cc
糖蜜
2.5cc
水
150cc
(キレイな水を使用。
水道水の場合はくみ置きして一晩置くと塩素分が多少抜ける)
[1]
人肌ぐらいに温めた水に、EMと糖蜜を入れて混ぜる。
[2]
米ヌカと骨粉、油カスを混ぜたものに[1]を入れる。
[3]
手でギュッと握って広げたときに少し固まる状態がベスト。
[4]
ビニール袋などに入れて、密閉させた状態で冷暗所に1か月以上熟成させる。
・・・水やり時に栄養分として入れる
ペットボトル
(2リットル容器)
EM
20cc
糖蜜
20cc
米のとぎ汁
約2リットル
その他…ボール、ジョウゴ
[1]
ボールに米のとぎ汁、EM、糖蜜を入れよく混ぜる
[2]
[1]をジョウゴを使って、ペットボトルに入れ、しっかり密閉する。
[3]
冷蔵庫の横などの温かいところに置いて、4〜5日(冬場は1週間)で出来上がり。
・・・500〜1000倍に希釈して葉面散布。
※使い方は8月上旬公開予定の「夏の農薬を使わない害虫対策」で掲載します。
湯
30cc+
水 70cc
EM
10cc
糖蜜
10cc
酢
10cc
焼酎
10cc
(30度以上を推奨)
その他…計量カップ、ペットボトル
[1]
材料をすべてペットボトルに入れ、混ぜ合わせる。
[2]
直射日光の当たらないところに保管し、ペットボトルが膨らんだら(15日〜30日)ガス抜きする。
[3]
ほとんどガスが発生しなくなり、鼻をツンと刺すような芳香(エステル臭)がすれば出来上がり。
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