2007/12/3
近年は暖冬とは言われていますが、急な寒波が来たり、予期しない降雪があったり、草花にとっても、この数年の冬は不安定な季節です。植物は、寒さに耐えることで、たくましく育つという面もありますが、なるべく日に当てることが大切です。たとえ部屋の中に入れても、必ず日の当たりの良い窓際に置いてください。
寒さに弱い熱帯性の植物(ハイビスカス・デュランタなど)は、落葉してエネルギー使用を最小限にして休眠します。高橋さんの場合は、ベランダにある簡易温室の中に入れて越冬させていますが、この設備がない場合は、発砲スチロールの箱に鉢ごと入れて、上からビニールなどをかぶせても良いでしょう。
非耐寒性の植物の中で、特に寒さに弱い植物(ヒメノボタン・ベコニアなど)は、暖房のある部屋で保護します。半耐寒性植物(ペチュニア・カーネーションなど)は、低めの温度の室内に置き、必ず窓辺で日に当てましょう。
また、春に咲く花の苗を育てる場合、戸外で育てても大丈夫ですが、激しい風や雨には注意が必要です。また、過剰な保護は植物にとっては負担になり、花が咲かなくなる場合もあります。
冬越しさせるホシギキョウの苗はベランダに置いてある