全体食をテーマにする東京の料理研究家のタカコ・ナカムラさんが、野菜の皮や芯を煮込んだ万能ダシ「ベジタブルブロス」や野菜をまるごと生かしたイタリア料理を紹介し、「大地といのちの会」代表で有機農家の吉田俊道さんが、なぜ皮つきの野菜を食べるとカラダによいのか、土と微生物の関係から解説している。「土に触れない料理家」と「包丁をもたない農家」が、生ごみが減って、カラダが元気になる、21世紀型の暮らし方を提案。一物全体、身土不二という日本人の感性をノックしている。