著者は恵泉女学園大学大学院準教授。女子大での教養として有機農業での園芸教育プログラムを開発し、その実践をもとにまとめた1冊。パンプスを長靴に履き替えた女子学生が、食べ物ができるプロセスに参加することで人間として成長していく姿を目の当たりにする。その経験から有機農業の教育的効果と社会貢献を強く訴え、東京青山で親子有機野菜教室などを開催している。