「全国花のまちづくりコンクール」は、農林水産省と国土交通省の提唱で平成3年度に創設されたコンクール。花と緑を育み、美しい生活環境をみんなで共有する「花のまちづくり」運動の全国的な展開をめざす。市町村、団体、企業、個人の4部門別で表彰され、比嘉照夫名桜大学教授が審査委員長を務めている。
遠藤さんは、EMで堆肥にした豚糞、生ごみや雑草などを使って土づくりを行い、無農薬無化学肥料のエコガーデニングを行っている。また、自生する宿根草をベースに自然生態系に沿った庭を実現していることや、最上川河川緑化公園や長井市役所近くの空き地などで「花と緑・環境の会」のボランティアと一緒に花壇づくりを行っていることが高く評価されての受賞となった。
遠藤さんは、「思いもかけなかった受賞で本当にうれしい。これからも、EMを活用して花づくりをして循環型のまちづくりに貢献したい」と抱負を語っている。比嘉教授は、「単に花を植えるだけではなく、自然との調和や循環を考えた花づくりが、これからの大きなテーマ。そのために
なお、EMを活用した事例では、第15回(平成17年)の同コンクールで大阪府阪南市の高橋妙子さんが農林水産大臣賞(企業部門)を、第16回(平成18年)では、神奈川県横浜市の山本美千子さんが国土交通大臣賞(個人部門)の栄冠に輝き、EM活用者としては、遠藤さんが3人目の受賞となる。
「妙子さんの花づくり365日」(Webエコピュアで連載)
山本美千子さんの受賞記事
外部リンク
NPO法人全国花のまちづくりネットワーク(全国花のまちづくりコンクール協力団体)