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「全国花のまちづくりコンクール」で大賞受賞
EM活用では遠藤さんで3人目



昨年、東京で行われた授賞式での遠藤さん(左から2人目


見学者が絶えない約200坪のナチュラルガーデン
「第19回全国花のまちづくりコンクール」(主催:財団法人日本花の会)で、山形県長井市の遠藤かつゑさんが、全国1294件の応募の中から、個人部門で最優秀の花のまちづくり大賞(国土交通大臣賞)に輝いた。

「全国花のまちづくりコンクール」は、農林水産省と国土交通省の提唱で平成3年度に創設されたコンクール。花と緑を育み、美しい生活環境をみんなで共有する「花のまちづくり」運動の全国的な展開をめざす。市町村、団体、企業、個人の4部門別で表彰され、比嘉照夫名桜大学教授が審査委員長を務めている。

遠藤さんは、EMで堆肥にした豚糞、生ごみや雑草などを使って土づくりを行い、無農薬無化学肥料のエコガーデニングを行っている。また、自生する宿根草をベースに自然生態系に沿った庭を実現していることや、最上川河川緑化公園や長井市役所近くの空き地などで「花と緑・環境の会」のボランティアと一緒に花壇づくりを行っていることが高く評価されての受賞となった。

遠藤さんは、「思いもかけなかった受賞で本当にうれしい。これからも、EMを活用して花づくりをして循環型のまちづくりに貢献したい」と抱負を語っている。比嘉教授は、「単に花を植えるだけではなく、自然との調和や循環を考えた花づくりが、これからの大きなテーマ。そのために


花畑をイメージしたコンテナ栽培の
高橋さんの花壇


 生ごみリサイクルの土から
 育った山本さんの花壇
はEM技術が欠かせない。皆さんにはEMによる花のまちづくりを全国にアピールしていただいたことに感謝している。ますます、楽しく活動されることを期待している」と祝いの言葉を寄せている。

なお、EMを活用した事例では、第15回(平成17年)の同コンクールで大阪府阪南市の高橋妙子さんが農林水産大臣賞(企業部門)を、第16回(平成18年)では、神奈川県横浜市の山本美千子さんが国土交通大臣賞(個人部門)の栄冠に輝き、EM活用者としては、遠藤さんが3人目の受賞となる。

(2010年1月16日)

関連記事

「妙子さんの花づくり365日」(Webエコピュアで連載)

山本美千子さんの受賞記事

外部リンク

NPO法人全国花のまちづくりネットワーク(全国花のまちづくりコンクール協力団体)


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