第16回全国花のまちづくりコンクールで 「ＥＭ花の会」の山本美千子さんが大臣賞 「第１６回全国花のまちづくりコンクール　表彰式」が１０月２７日、虎ノ門パストラルで行われた。同コンクールは、環境省と国土交通省の提唱で平成３年に創設。１６回目に当たる今回は、横浜市在住の「ＥＭ花の会」主宰の山本美千子さんが、個人の部５０１応募の中で、最優秀賞の国土交通大臣賞に輝いた。 山本さんは、「ごみ問題」からＥＭで生ごみを土にかえす方法を知り、１５年の歳月をかけて、農薬や化学肥料に頼らない、エコロジカルなガーデニングの技術を確立した。ＥＭで生ごみを堆肥化するだけでなく、花殻や落ち葉も土に戻すなど、環境に配慮している点が高い評価を得た。   横浜郊外の住宅地にある山本さん宅の周りのコンテナは、四季折々の花が咲き、近隣住民の目を楽しませている。また、住宅造成でできた道路沿いの２つの空き地を県から借り受け美しい花壇にし、花のまちづくりに貢献している。 なお、１１の団体・個人の受賞の中で、市町村部門の大賞・農林水産大臣賞には、富山県氷見市、団体部門には、静岡県磐田農業高等学校、国土交通大臣賞の団体部門には、埼玉県深谷市の深谷オープンガーデン花仲間が、それぞれ選ばれた。

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