同サミットは、NPO地球環境・共生ネットワークの主催、戸田市とNPO戸田EMピープルネットの共催で行われた。 「善玉菌で環境クリーンな都市づくり」をテーマに、市がNPOと協働で取り組むEMによる生ごみ堆肥化、川の浄化、ごみ消臭事業などの他、小中学校の児童・生徒によるプール清掃とEMの脱臭効果実験の報告があった。 また、市外からの事例で、「坂戸市第一住宅の生ごみ堆肥化と家庭菜園」と「秩父市羊山公園芝桜のEMによる肥培管理」が発表された。
開会に先立ち、神保国男戸田市長は、「行政主導ではなく、自らの自覚と責任をもった市民参加型のまちづくりに、NPOへの期待は大きい」と挨拶し、サミット開催を歓迎した。 事例発表の後に行われたセーラ・マリ・カミングスさん(㈱文化事業部代表取締役)との対談「環境クリーンな花のまちづくり」で、神保市長は「行政の役割はきっかけづくりで、EMを触媒にしてまちづくりにパートナーシップが生まれてきている」と語った。 カミングスさんは、「住みたくなるマチ、訪れたくなるマチは、緑あふれるマチ。元々あった緑や花を失わずに、地域性を大事にしてほしい」と提案した。 アドバイザーの比嘉教授は、戸田市第3セクターが開発したフェルトを活用した花づくりについて、「リサイクルの革命だ」と大絶賛した。 対談に続いて比嘉教授講演「EMで環境クリーンな都市づくり」が行われ、その中でツルネンマルテイ参議院議員から、有機農業推進法案についての報告があった。