3回目を迎える今回は、秋晴れの下、約4万人が公園内の各所で行われた様々なイベントに集い、農の豊かさを満喫した。噴水前広場やにれのき広場では、全国の生産者が収穫物を持ち寄った100軒を越えるファーマーズマーケットやオーガニックレストランを展開。どこも大人気で昼過ぎには完売の札を出す店が続出したほど。自然農法産のキュウリを食べた若い女性は、「いつも食べているキュウリとは違うみたい。どんな人がつくっているのか知りたい」と話していた。
メインステージの大音楽堂では、実行委員長で半農半歌手のYaeさんやいとうせいこうさん率いる「THE DUG FLOWER」など「農」をテーマに活動する若手アーティストたちのライブが行われ、素足で土の感触を楽しみながら夜まで歌い踊り、イベントのボルテージは最高潮を迎えた。
大会世話人代表の加藤登紀子さんのメッセージ「次世代に希望のバトンを渡し、エネルギーが循環する社会をつくりたい」が、「それはできる」の確信にまた一歩近づいたようだ。
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