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環境フォーラム『うつくしまEMパラダイス』2015

EMによる根本的な放射能対策をより多くの人々に知ってもらい、福島のより多くの人々がEMを使い、結果的に福島が「うつくしまEMパラダイス」になることを願って、本フォーラムは2012年の11月にスタートしました。

今年で第4回を迎えることになりますが、多くの事例やベラルーシ国立放射線生物研究所の協力も得て、EMによる根本的な放射能対策が可能であることも実証されています。

2011年の被災時に、EMを信じて活用したグループは、13件でしたが、確かな効果が得られた結果、今では50グループとなり、生産物の販売もプレミア付という例も続出しています。また内部被曝の問題も根本的に解決できる可能性が十分あることも明らかとなりました。

しかしながら、放射能対策については、すべて国の責任で行うという法的な規制があり、EMのこのような優れた成果でも、国の専門家委員会で承認されない限り、国の予算を使って活用されることはありません。この件に関しては、データを積み上げ学会で発表し、より多くの第三者的検証を重ね、世界が認めるように努力を続けますが現実の福島の問題に関しては、すべてボランティアで対応する以外に方法はありません。

そのことを、より多くの人々に理解してもらうため、これまで福島で行っていた放射能対策の環境フォーラムを今年から東京でも開催することになりました。今年の予定は11月28日(土)例年通り福島県教育会館(13:00〜)と29日(日)に別紙のUネット通信の案内のように東京でも行います。

東京では映画「蘇生」も上映され、これまでの現地における実証例と普及活動ならびにベラルーシにおける再確認実験の成果が発表されることになっています。

被災から5年経過しつつある今日、雨後のタケノコのように様々な放射能対策が提案され、多数のボランティアが参画しましたが、そのほとんどが姿を消し、着実に実績を重ね広がっているのはUネットのEM災害復興支援プロジェクトのみといっても過言ではありません。

(2015年11月25日)





PROFILE
ひが・てるお/1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。国際EM技術センター長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年〜平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)など。2019年8月に最新刊「日本の真髄」(文芸アカデミー)を上梓。2022年(令和4年)春の勲章・褒章において、瑞宝中綬章を受章した。

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