また、医療法人照甦会の田中佳医師が「医食同源への道〜発想の転換で元気で長生き〜」をテーマに講演し、人間の体は自然のものでできているにもかかわらず、日本人は1人およそ25kgの人工添加物を食べていると指摘し、価格に惑わされず本物の食材を選ぶようにと訴えました。また、U−ネット事務局のEM災害復興支援プロジェクトは注目を集め、参加者の1人は「私たちもできるだけの協力をしましたが、地理的に遠いので、どうなっているのか心配していた。福島はじめ被災地に40近くのEMの拠点があって、誰でもEM活性液が使える体制が整っていると聞いて心強かった。ぜひ、たくさん使って欲しい」と話していました。EMに関連する企業や団体約20が出展し、ブースでは、元気な会話が飛び交っていました。
事例発表要旨
比嘉教授講評 行政に頼らず、町民を巻き込んだことが花のまちづくりに成功したポイント。人のために尽くすということが人生の目的であり、その意志を育てていくことが大切。子どもの頃から楽しくその体験を積むことは、将来、地域の宝となる。花を通して、人が育ち、町が豊かになる。硬直した社会全体を変えるしくみをつくっていこう。
比嘉教授講評 食品加工の現場でのEM効果を見事に実現している。働いている人が楽しく連携できることも効果のひとつ。機械のメンテナンスが不要になったり、揚げ物がおいしくなるのは、油が酸化しないためで、EMセラミックを入れて5年間交換しないというインド料理店の事例もある。健康にも貢献でき、商品価値を高めることができるので、この分野で大いに活用してもらいたい。
比嘉教授講評 「有機農業で日本の農を変えたい」という志の高さ、かかげる旗に敬意を表したい。塾生が、卒業後、実際に農業に関わっているのは農業大学校でもできない業績。高知県はEMの経験を蓄積しているので、さまざまな施策と組み合わせて有機農業の大きな流れを作り出して欲しい。
比嘉教授講評 矛盾のない循環養鶏ですばらしい。さらにEMの密度をあげていけば、1平米で飼育する数を増やすことができる。また、衛生対策にEMセラミックスを使えば、石灰は不要となる。有機農業の要になる養鶏の見本になってもらいたい。