今年最後のEM団子投入となったこの日、関係者約60人が参加。船上と江戸橋から1万個のEM団子を川に投げ入れた後、船上にいるメンバーが釣り糸を垂らすと、12~15cm位のハゼが5匹釣り上げられた。
昨年末から始まった日本橋川の水質浄化活動は、これまで日本橋川に約6万個、外堀に3万6000個のEM団子を投入してきた。さらにEM活性液を毎週10t投入し続けている。その結果、毎年夏に漂っていた悪臭は消えて、橋の上からも小魚の群が見られるようになった。
また、コンクリートの壁面にこびりついていた黒い汚れが薄らいできているのも確認されている。今後の計画をUネットの岩井節夫事務局長は、「日本橋付近ではヘドロがなくなったと言えるので、来年は日本橋川下流(江戸橋より下流)に集中して取り組む予定。EM活性液は、これまで通り週に1回10t投入を続行したい」と話している。