挨拶に立った川岸光男鈴鹿市長は、「環境問題は、この地域に住んでいる人たちすべてに関わるもの。鈴鹿山脈を背に伊勢湾を望む鈴鹿市を市民と行政が力を合わせて美しい故郷にしたい」と挨拶した。
事例発表は3つ。1つ目は、「EMで環境問題から脱出だ!」と題して、市立明生小学校5年生5人と長谷川稔教諭が、平成13年から始まるEM総合学習の成果を披露。子どもが学校内で米のとぎ汁EM発酵液をつくり、学校の池、プール、トイレ掃除、花壇など、あらゆるところで活用。子どもたちは「EMで環境問題を解決することができることが分かった。EMが世界中に広がって、美しく病気のない世界になったらいいと思う」と夢を語った。
最後に比嘉照夫教授が、「EMパワーが地域をかえる」をテーマに講演。「高齢者から子どもまで、市民の力を発揮して、環境を再生し、故郷の誇りを取り戻す鈴鹿市の取り組みこそ、地域を変える素晴らしい実践例。これからも、EMを生活化したい市民のために行政も最大の支援してほしい」と語った。
※主催した9ボランティア団体:合川地区環境対策委員会・NPOイーエム市民広場・カンセイ水質浄化チーム・栄EMボランティア協議会・寺家第二松寿会・雫の会・鈴鹿EM交流会・鈴鹿の川を守るネットワーク・わさびの会(五十音順)