東京女子医科大学・国際統合医科学インスティテュート(IREIIMS)主催の「第2回IREIIMS公開シンポジウム」が12月3日~5日、同大学弥生記念講堂で開催された。全体を締めくくる形で行われた最終日のサテライト・シンポジウムには、EMの開発者・比嘉照夫琉球大学教授が招かれ、講演を行った。 サテライト・シンポジウムは「予防医学への道」をテーマに、IREIIMSの母体であるNPO法人イムクルスが共催した注目度の高いセッション。比嘉教授など5人の専門家が、健康を求めるすべての人々に対して、食事や運動など日常生活の目線を重視した形で、治療中心の医療から予防を重視した医療への転換という新しい考え方に基づく統合医科学の必要性を討議した。