事例発表では、地元の愛媛県がNPO法人アクティブボランティアの取り組み「松山城北掘水の浄化活動」をはじめ、環境から農業まで4題を発表。 徳島県EM普及協会が「徳島県のEM環境学習の現状について」、高知県佐賀町漁業協同組合が「漁協女性部の活動」、香川県岩黒小中学校が「地域とともに取り組んだ環境学習」を発表した。
「環境教育へのEM活用」をテーマにしたパネルデッカッションでは、愛媛県今治幼稚園エコアドバイサーの谷本衣観さんと愛媛県明神川を美しくする会代表の三瀬和子さん、愛媛県総合施設エンゼル施設長の谷野賢次郎さん、高知県山田町の山田婦人会の横田日出子さんがパネリストとして登壇。 今治小学校の子どもたちも、楽しげにEMでのプール掃除や生ごみリサイクルを発表。見えないものをキレイにする微生物への感動を伝えた。最後に環境学習ネットワークの比嘉節子代表が、「資源と人の循環で、いのちはつながっていく。大人も子どもも感動と驚きをもってEM環境学習を進めていこう」と呼びかけた。