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第3回東京国際フラワーEXPO2006で
コロンビアのEM栽培花卉が話題に!

花・ガーデニングに関するあらゆる商品が世界中から一堂に集まる日本最大の商談会「第3回東京国際フラワーEXPO2006」(主催:日本フローラルマーケティング協会他)が10月19~21日、幕張メッセで開催された。昨年と比べ70%規模が拡大し、世界25か国・606社が出展、3日間でのべ28000人が来場したことからも分かるように、花・ガーデニングのブームは衰えを見せない。
EM栽培花卉が話題 画像1 会場の一番混雑しているゲートから入ると、最初に目に飛び込んでくるのが南米・コロンビアのパビリオン。オランダに続く世界第2位の花卉輸出国コロンビア(人口約428万)は、6万人が花卉栽培に従事しているだけに、力の入れようを感じる。パビリオンには、花卉輸出組合を代表して11社が出展。中でも、30ヘクタールのハウスすべてでEM栽培を行っているビオフローラ・ファーム社が注目を浴びた。
同社は、高品質のカーネーションを20年前から栽培。現在では400人の従業員が年間60種類、約5500万本を栽培し、年商約600万ドルに達する。主な輸出国はアメリカ、カナダ、ロシア、ドイツ、イギリス、スペイン、スイス、台湾、フィリッピン。5年前から日本への輸出を始め、その年の沖縄でのEMフェスタに参加したのをきっかけに、本格的にEM栽培に取り組んだ。

EM処理した馬糞の堆肥とモミガ燻炭で土壌改良に力を入れたのをはじめ、ニンニクやハーブなどを混ぜた特性のEM5(ストチュウ)で病害虫予防を徹底的に行うことによって、農薬や化学肥料をほとんど使用しない栽培を可能にした。社長のギジェルモ・リカウルテ・フンギト氏は、「農薬や化学肥料を使わなくなった分、月当たり4000ドルもコストダウンした。切り花の日持ちも20日から30日に伸び、色も鮮やかになった」と喜びを隠せない。
EM栽培花卉が話題 画像2 コロンビアでは、現在10社ほどがEMを活用。ギジェルモ社長は「EMの力は本当に素晴らしい。花卉栽培の従事社はほとんど女性なので、健康管理面でも、農薬や化学肥料を使用しないEM栽培を普及したい。そのためにも、エコ・ピュアのような情報誌をコロンビアでもつくりたい」と抱負を語る。

EXPO会場では、有機・オーガニック志向の資材を出展する会社が増えているが、今後さらに、ロハス層の人たちなどから安全・安心な花卉が求められるだろう。その意味からも、今回のコロンビアのEM栽培の出展が、業界に大きな流れをつくることを期待したい。

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