大地にふりそそぐ太陽の光が、日一日まぶしく輝く初夏。花も鳥も虫も、地球上のあらゆる生命が一斉に動き出します。ガーデナーにとっては、日ごろの手入れの結果が現れる最高の季節ではないでしょうか?
山形県長井市で「EMガーデン花・花」を主宰する遠藤かつゑさんも、そのひとり。「この季節が大好き。ことにイメージ通りに花が咲いてくれると心から感動する」と庭を耕し、種を蒔いた人だけが語れる言葉で胸踊るこの季節を語っています。
その遠藤さんの楽園を5月の末、全国各地で取り組まれている花や緑による優秀な活動を顕彰し、広く紹介する「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長でもある比嘉照夫教授と「ガーデン」にあこがれるEMボランティアの女性たちが訪問しました。250坪に600種の草花が共生するガーデンの芳醇な香りと鮮やかな色に参加者たちは、「あらかたの人生の問題も解決できそうね」と心の庭もオープンになったようです。子ども時代から、花づくりをしている比嘉教授は、「植物はそれぞれ自分の居場所を決めて、一生を終える。宿根草や一年草であっても、一度決めてしまえば自らの力で花を咲かせる。この庭では、それぞれの花が生きる場所を決めて、しかも見事に調和している。自然生態系が整っている証で、もはや、名人の域」と遠藤さんの花への愛情と技術を高く評価し、「次の課題は芸術性を高め、いかに人を楽しませるかだ」と話しました。
<荒地を花壇にするポイント>
<比嘉先生からのアドバイス> ●ミネラルの補給とEMの活性化のためEM活性液に塩を入れる。植物を植える前に直接、塩(自然塩)を播いてからEM活性液を撒いても良い。
(文責:小野田)
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