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区長やロータリアンが環境改善 - 福岡県行橋市

市がEM活性装置を設置し、毎週300リットルを製造して、区長やロータリークラブに配布。さらに、区長やロータリークラブ会員が30倍に培養し、その活性液を市民が河川に流しており、環境浄化に効果をあげている。
●区長が環境省から表彰される
区長さんの培養装置 画像
区長さんの自宅前にある培養装置。最近では近くの住民が活性液をもらいに来る
市内180校区中11校区がEM活性液を活用している。その中の行橋校区では、正代利美区長が水路の悪臭とヘドロ対策にEM活性液を使い、その取り組みが平成15年に環境省から表彰された。
住宅と店舗が入り組んだ地区では、住人の協力を得るのが困難だったが、悪臭が減るに従い、台所や厨房からEM活性液を流す人も増えた。正代さんは、「みんなで汚した水路だから、みんなでキレイにしなくては。これも、EM活性液があればこそ」とニッコリ。水路の先の川に蛍が現れたという、思いがけないご褒美もあった。
●社会奉仕にEMが活躍
また、「行橋みやこロータリークラブ」のメンバーが、週1回駅前の商店街のニオイ対策にEM活性液を活用。市内を流れる長峡川の浄化やプール清掃などの環境学習にもEMを取り入れ、メンバーがボランティアで授業を行っている。

国際ロータリー第2,700地区社会奉仕委員会委員長の藤井賢治さんは、「環境をキレイにすることは、社会奉仕としての最大の仕事。大人だけではなく、地域の子どもたちと交流できるのも楽しい」と話す。お正月用の餅つき用のお米も、EM栽培。地域の住民に振舞われる。こうした活動の費用は福岡県ロータリークラブ環境委員会で予算化されている。なお、この取り組みは全国ロータリアン12万人の情報誌「ロータリーの友」に掲載され、大きな反響を呼んだ。
●市民がEMボカシづくり体験
EMボカシづくりが体験できる「EM工房」 画像
EMボカシづくりが体験できる「EM工房」。EMの情報発信基地になっている
市と市民の協働で運営されている「まちづくりスペース EM工房」では、第2土曜日にめだかの学校が開催されて、ボカシづくりを行う。8年間に延べ1万人が体験している。ミキサーやポリバケツなど、ボカシづくりに必要な道具は、工房で用意されており、参加者は、EMと糖蜜、米ヌカなどの資材を500円で買う仕組みになっている。また、密閉式容器2個分の半額は市が助成する。

このような取り組みの成果からで、生ごみリサイクルによる家庭菜園が市民の中で根づいている。こうした一連のEM活動を支えているのが、福祉部生活支援課の藤木巧一課長。藤木さんは、「今後は、多くの子どもたちと一緒になって、EM活性液をつくり、すべての川でホタルを楽しめるようにしたい」と話す。昔は、悪臭やヘドロの苦情に悲鳴をあげていたという藤木さん。「EMという強い味方があるからね」と、今では自信を持って、地域の環境改善に尽くしている。[2006/12/7]

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