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ふるさと創生に町民の5割がEM活用 - 愛知県南知多町
 
町の面積の35%という広大な農地を利用し、町長のリーダーシップのもと、NPOと農事組合法人、町民が一体となり、ふるさと創生に取り組む。町民の約5割が町から無償提供されるEM活性液を利用。他にも遊休地化した棚田の再生、子どもたちの田んぼの学校支援、2地域居住制度や果樹園のオーナー制度の導入など、多種多様な活動で、元気な町づくりへ邁進中だ。
●自然農法とEMで町を元気に

南知多町は、都市近郊農業の一旦を担う地域として発展してきたが、近年、過疎化が進み、町の活性化が課題だった。平成15年、農事組合法人「光輪」(熊崎巌理事長)の支援のもと、EM技術を活用した環境浄化や自然農法の実践を通して、町の活性化、子どもの健全育成を願う「NPO南知多環境浄化とふるさと創生会」(滝本全浩理事長)が発足した。

同会は、町民とともに、遊休地化した棚田の再生を図り、小学校と協働した児童対象の米づくり体験教室「たんぼの学校」を開設。また、都市住民向けに、ビワ、イチジク園のオーナー制度を設けたり、2地域居住制度(都市と農村の2か所に住居を構え、双方を行き来して暮らす)を提案、空き家を紹介するなどして、多くの都市住民が訪れるようになってきた。

棚田の再生 画像
棚田の再生には、子どもたちやNPO、地元業者が協働で取り組む
●町長自ら現地視察

「創生の会」の活動が盛り上がりを見せ始めた頃、森下町長(当時は町議会議長)は、EMを活用している広島の海苔養殖業者を訪問し、EM技術の有効性を確認。そのリーダーシップのもと、「創生の会」と行政が協力した活動を展開している。

EMを活用して15haを耕作 画像
光輪はEMを活用して15haを耕作。将来は30haに農場を広げ、海外からの視察も受け入られる大規模農業経営をめざす
●EM無償提供で町民に広がる
EM活性液をプールに投入 画像
町で無償提供されるEM活性液で米のとぎ汁EM発酵液をつくってプールに投入
町主催のEM説明会や、役場や保健所などでEM活性液の無償提供が行われ、町民の約5割(7,000世帯中3,800世帯)が活用し、年間約2,600リットルを各家庭の台所から河川に流している。また、NPOは毎週360リットルを町内の4河川に投入している。

さらに、EMを活用した環境学習も活発に行われ、中学校でもプール清掃やトイレ掃除にEMを使用されている。森下町長は、「今後も町民運動として環境浄化を続け、日本一元気な町にしたい」と抱負を語っている。[2006/12/7]

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