市立桜小学校の環境教育
米のとぎ汁EM発酵液を投入してから2週間後、高学年がブラシでプール清掃したところ、驚くほど簡単に汚れが落ち、EM効果を確認しました。 「塩素のような刺激臭や、皮膚への悪影響もなく、安全に取り扱える」と先生にも好評。桜小学校の校長先生が、校長会で成果を報告したことで、他校関係者にもEMのことが広まりました。
その結果、市内全9小学校と1中学校がEM活用に踏み切り、現在は、春秋各150リットル合計300リットルを投入し、どの学校でも「プールの水に腐敗臭がなく、壁面の汚れがこびりつかない」と喜ばれています。
子どもと大人がいっしょに環境浄化活動
EM使用当初、子どもたちは米のとぎ汁EM発酵液のニオイを「クサイ」などと騒いでいましたが、慣れてくると作業そのものを楽しむようになり、水の悪臭がなくなったり、用水路に魚が出現したりする成果を体験しています。
この活動を積極的にサポートしている婦人会は、さらに各地区でインストラクター養成講座を行ったり、地元ボランティア団体と協力して、小田川の水質浄化にも取り組んでいます。小田川流域1kmのごみを拾い、EM団子を桜小学校や他校の子どもたちと投入し、蛍が飛ぶ環境づくりをしようと意気込んでいます。
子どもたちが地域の大人たちといっしょに環境浄化活動を行うことによって、将来のまちづくりを担う人材づくりにつながっていくことが期待されます。
学校におけるEMを活用した環境についての取り組みを地域のEM実践者やボランティアとともに支援していくためのネットワークです。 URL http://www.school-el.net/