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全国の模範となる活動

葉鹿エコクラブ大集合
葉鹿エコクラブ大集合

 

 

3月4日に葉鹿エコクラブ発足総会が行われた
3月4日に葉鹿エコクラブ発足総会が行われた(左から3人目が大塚さん)

5月14日に行われた彦谷川での親子環境学習
5月14日に行われた彦谷川での親子環境学習
足利市の葉鹿小学校では、平成11年、「総合的な学習の時間」(総合学習)として地元彦谷川の環境調査を実施。平成13年にEMの情報を入手してからは、米のとぎ汁EM発酵液での水質浄化やPTAと協力した「生ごみ0の日」、米づくりなど、EMを活用した総合学習の多様な活動を展開してきました。

平成15年には、高学年を中心とした葉鹿エコクラブがクラブ活動として発足しました。現在では、質のよい廃油石けんづくりや生ごみの堆肥化、手漉きの和紙づくりなどを行っています。

特に、家庭から回収した廃食油でつくったEM石けんは運動会などで販売し、収益金は施設へ贈る車イスの購入に当てるなど、活動の幅は福祉にまで広がっています。 これらの身近な暮らしをテーマにした環境保全活動は、(財)日本環境協会が主催する環境コンテストなどの表彰も数多く受けています。

中学生が地域のリーダーに

これらの活動を通じて生まれた子どもの環境意識を、地域の活動にもつなげようと、今年3月、地域住民参加型の葉鹿エコクラブが発足。設立総会には約80人が出席し、初代会長に大塚久子さんが就任しました。

地元東光寺幼稚園園長を務める大塚さんは、EM団子づくりなどを通して、葉鹿エコクラブと園児たちの交流を長年にわたり続けてきました。「幼稚園から環境意識の高い子どもに育てたいという思いで続けています。地域版葉鹿クラブは、“卒業生が葉鹿小学校時代の体験を思い出にしないで、身に着けた知恵を地域に生かしてほしい”と願っています。EMについては、葉鹿小学校を卒業した中学生の方が詳しいので、本当のリーダーは子どもたちですね」と話します。

今後は、月1回のペースでEM石けんづくりや水生生物観察会などを行っていく予定です。また、市から委託された蔓植物による温暖化対策で、窓際にゴーヤを植えるなどの活動も計画されています。

葉鹿エコクラブ 活動の記録
川がキレイに
川がキレイに
近くを流れる1級河川・彦谷川に米のとぎ汁EM発酵液を流す。透明度・COD・pHなどを定期的に調査。下流に「マシジミ」が増える
給食の残りをリサイクル
給食の残りをリサイクル
5年生が生ごみリサイクルを実践。「ゴミ0の日」では、親子で家庭の生ごみを持ち寄り、EMボカシで処理する。保護者の生ごみに対する意識が変わった。牛乳もEMで発酵させて掃除などに利用
使いやすさが評判!オリジナルEM石けん
使いやすさが評判!オリジナルEM石けん
試行錯誤の結果、廃食油石けんのイメージを変えるほどの良質な石けんづくりを達成。廃食油をEMで前処理するなど、工夫が見られる。学校の掃除に使用。汚れがキレイに落ちる。足利商工会議所、診療所、環境ファアなどで販売。人気が高い
プール掃除にEMで、ビオトープ化 プール掃除にEMで、ビオトープ化
プールの水質調査を実施した後に、米のとぎ汁EM発酵液を200リットル投入する。真冬には、プールの底のラインが見えるほどの透視度。汚染のない場所に生息する水生生物が見られる。水を抜いただけで、ヘドロが流れる。プールの水に米のとぎ汁EM発酵液を100リットル投入。水質良好
田んぼの体験学習
田んぼの体験学習
EMボカシを使って稲づくり。農家から稲作の知恵を伝授してもらう。水田周辺の生物調査を行い、環境保全型農業を学ぶ。自分たちで栽培したお米を収穫して、食べる。食育教育も

掲載日:2007年6月7日

EL−net(環境学習ネットワーク)とは

学校におけるEMを活用した環境についての取り組みを地域のEM実践者やボランティアとともに支援していくためのネットワークです。
URL http://www.school-el.net/

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