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EMボカシネットワーク 障害のある人も、ない人も共に歩む

EMボカシネットワークとは、EMボカシや関連資材を製造する授産施設・作業所と、施設を支援する地域ボランティアグループなどで構成された全国ネットワークです。現在、国内各地に29支部を持ち、340の授産施設・作業所が参加しています。さらに、米国や韓国にも組織が誕生し、それぞれが特色のある活動を展開しています。

北海道支部2008年度総会・公開講座開催

 道内の10を超える施設の代表が集まった、EMボカシネットワーク総会
道内の10を超える施設の代表が集まった、EMボカシネットワーク総会
北海道支部は、2008年度総会と公開講座を7月26〜27日、幌延町内で開催しました。知的障害者更生施設「北星園」で開催した総会には、道内各施設の代表が参加。活発な情報交換が行われました。

「ひかり授産施設」(札幌市)では、密閉バケツにEMボカシを入れて住民に配布し、住民にEM生ごみ発酵肥料をつくってもらい、それを回収して野菜栽培を行っています。さらに、昨年度は手づくりパンの販売も開始。EM栽培でできた野菜を挟んだサンドイッチは大人気で、昨年度の売り上げは3,600万円になり、施設利用者の給金もアップできそうということです。

 完全無農薬有機栽培のナス。北星園ではハウス栽培で有機JAS認定を取得している
完全無農薬有機栽培のナス。北星園ではハウス栽培で有機JAS認定を取得している
 北星園特製の合鴨肉が使われている町内の飲食店
北星園特製の合鴨肉が使われている町内の飲食店
 講座には幌延町長も参加
講座には幌延町長も参加
また、来年NPO法人格を取得する「エコひまわり」(札幌市)では、昨年度2tのEMボカシと密閉バケツを約900個販売。来年7月から施行される札幌市の生ごみ処理有料化が追い風になっているとのことで、今年はすでに半期でEMボカシ1.6tと約1000個の密閉バケツを販売した、との報告がありました。

午後には、会場となった「北星園」の視察を行いました。「北星園」は、EM技術を導入した合鴨の飼育や、その廃棄物による土壌改良やEM生ごみ発酵肥料を活用した有機農業で施設利用者の就労をめざしています。平成16年には有機農産物の認定を取得し、合鴨肉も町の特産品「サロベツ有機合鴨」として販売されるなど着実に事業を展開しています。

翌日の27日には、EMボカシネットワーク公開講座が、幌延公民館で開催されました。発表内容は以下の通りです。

(1)幌延町立北星園生産活動主査 高橋孝治氏
 「道北地区におけるEM生産活動状況について」

(2)有限会社システムバイオ 代表取締役 清杉強氏
 「酪農におけるEM活動事例について」

(3)有限会社カーフ愛 代表 三澤弘則氏
 「みさわ牧場放牧循環型酪農におけるEM利用事例と取組みについて」

 楽天の牛乳部門ランキングで1位を獲得したこともあるみさわ牧場の牛乳
楽天の牛乳部門ランキングで1位を獲得したこともあるみさわ牧場の牛乳
講座には、EMボカシネットワークのメンバーだけでなく、地域の畜産農家の方やEMに興味のある人の参加もあり盛況でした。その後、参加者は、カーフ愛のみさわ牧場を視察しました。

みさわ牧場では、刈り取った牧草をEMで処理してサイレージをつくっており、EMを利用すると攪拌を行わなくても、均一に発酵した高品質のサイレージになるということです。

(情報提供:EMボカシネットワーク本部事務局

掲載日:2008年9月8日

外部リンク

EMボカシネットワーク
http://www.emro.co.jp/embokashi/


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