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EMボカシネットワーク 障害のある人も、ない人も共に歩む

EMボカシネットワークとは、EMボカシや関連資材を製造する授産施設・作業所と、施設を支援する地域ボランティアグループなどで構成された全国ネットワークです。現在、国内各地に29支部を持ち、340の授産施設・作業所が参加しています。さらに、米国や韓国にも組織が誕生し、それぞれが特色のある活動を展開しています。

人間関係形成や協調性を養うEMボカシづくり
瑞穂ひまわり共同作業所―東京都瑞穂町―

 「地域の皆さんと一緒にEMボカシをつくったよ」(於:ひまわりとEM自主製品交流会)
「地域の皆さんと一緒にEMボカシをつくったよ」
 (於:ひまわりとEM自主製品交流会)
NPO法人みずほまち精神保健福祉会・瑞穂ひまわり共同作業所(大屋敬則所長)の施設は、都内と言っても埼玉県により近い箱根ヶ崎地区にあります。2003年に町が新設した同作業所は、同福祉会に管理が委託され、現在に至っています。ここにはEMボカシ専用の倉庫や保管庫が設備され、隣接して約50平米の畑も用意されています。利用者たちは昼食の残りなどを自分たちでつくったEMボカシで生ごみ発酵肥料にして、花づくりや野菜栽培を楽しんでいます。

同作業所は精神に障がいを持つ仲間たちの生活支援の場で、現在39人が通所し、人関係づくりや社会参加をめざした活動をしています。EMボカシづくりは、「作業を通して仲間たちの会話がふくらみ、人間関係づくりに大いに役立っています」と指導員の鈴木恒介さんらは見ています。

昨年施行された障害者自立支援法には、働く意欲と能力のある障がい者が一般就労できるように福祉側が支援するとありますが、精神に障がいを持つ人への社会の意識はまだまだ低い状態です。そんな中で、仲間たちはEMボカシづくりや町から斡旋(あっせん)された道路清掃などに取り組み、自立への意識を高めています。現在、EMボカシを利用して生ごみ堆肥化に参加する町内世帯は20世帯ほどですが、作業所から積極的に地域住民にEM交流会への参画を呼びかけたり、地域行事に参加したりして協力世帯の拡大に努めています。

同作業所の仲間たちは、町社協主催の地域福祉ふれあい祭りにも参加。ヨーヨー遊びで子どもたちと触れあう
同作業所の仲間たちは、町社協主催の地域福祉ふれあい祭りにも参加。ヨーヨー遊びで子どもたちと触れあう
10月5日には、瑞穂ひまわり共同作業所の歩みや活動内容を地域住民に知ってもらおうと、「ひまわりとEM自主製品交流会」を町立むさし野コミュニティーセンターで開催しました。自主製品のEMボカシやEM入浴剤、ビーズアクセサリーの体験コーナーでは、参加者と一緒につくる“ふれあい体験”が人気を集めました。

これらの準備や運営は仲間たちが率先して行っており、パソコンやスライドを使った活動報告は手慣れたものです。大屋所長は、「積極的に地域の皆さんと交流することが、障がい者への理解を得ることにつながり、仲間たちも社会性を学ぶ機会を得ています」と話します。

掲載日:2007年10月18日

外部リンク

瑞穂ひまわり共同作業所 WEB SITE
http://homepage2.nifty.com/mizuhohimawari/

EMボカシネットワーク
http://www.emro.co.jp/embokashi/


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