新・夢に生きる | 比嘉照夫

第178回 「大石3ちゃん倶楽部『土作り講習会』の歩みII」について

■<書籍紹介>Organic Farming自然と人間の調和を求めて
大賀昌著(2022年 カナリアコミュニケーションズ出版)

EMによる福島の放射能汚染対策の成果は、より多くの人々に理解されるようになってきました。その将来像は、福島を日本を代表する世界的な有機農業県にし、EMパラダイスに発展させることであり、様々な活動が続けられています。

すでに何回か紹介しましたが、伊達市霊山町のNPO法人りょうぜん里山がっこうが運営する、大石3ちゃん倶楽部がその先導的役割を果たしています。

この大石3ちゃん倶楽部がこの度、「『土作り講習会』の歩みIIオーガニック・ビレッジを目指して!」という素晴らしいEM活用テキストを出版しました。このテキストは、EM技術はもとより、高齢化した地域の活性化の先導的な内容となっており、今後の有機農業や地域活性化にとっても極めて大切な情報が満載されています。

冒頭の部分を紹介しますが、このテキストの内容を繰り返し確認しながら有機農業を実行することは、「安全で快適で低コスト、高品質で善循環的持続可能」、すなわち、SDGsの究極を現実化できる道しるべにもなります。
※ 資料についてのお問い合わせ:大石3ちゃん倶楽部 お問い合わせフォーム

第1回正木一郎記念ユニバーサルビレッジ・EM国際会議の案内

EM研究機構では、EMの社会化をより具体化し、行政にも取り込める様々な活動を推進しています。今回の国際会議は、EMに深い理解を示し、ユニバーサルビレッジ国際会議でEMの部会まで作っていただいた、MIT(マサチューセッツ工科大学)の教授であった正木一郎先生を記念して開催されます。

第1回目となる会議では日本国内の事例を紹介し、今後は2年に1回、世界中の事例を集約し各国の政府機関や専門機関が参加できる内容にしたいと考えています。

【第1回 正木一郎記念ユニバーサルビレッジ・EM国際会議】
日時:2022年11月19日(土)9時~12時(日本時間)
場所:オンライン(Zoom Webinar) ※事前にZoomをインストールする必要があります。
参加費:無料
申込方法:オンラインでの事前申し込み
申込先URL:
 日本語:https://q.c-rings.net/?enq=hYTG4JrVoOA%3d
 英語:https://q.c-rings.net/?enq=jbgjQafOYN0%3d
 ※下記のQRコードからもアクセスできます。
 ※電話での申し込み受付は行っておりません。
 ※申込期限は前日(11月18日)の23:59迄可能です。

【お問い合わせ先】
(株)EM研究機構
 ユニバーサルビレッジ・EM国際会議事務局
 担当:上原・玉井
 TEL:098-935-0202
 Email: uv-em@emro.co.jp

【備考】
・申し込み時に【当日視聴】または【後日視聴】の選択が必要になります。
・発表は、日本語音声、英語字幕となります(※比嘉先生の総括講演のみ逐次通訳となります)。
・海外から視聴される方は時差にご注意(日本時間で実施)ください。
・Zoomの使い方に関するお問合せは対応しておりません。
・キャンセルの連絡は必要ありません。

<画像をクリックでEM研究機構インフォメーションページへ>

【第1回 正木一郎記念ユニバーサルビレッジ・EM国際会議】
【第1回 正木一郎記念ユニバーサルビレッジ・EM国際会議】


<PROFILE>
ひが・てるお / 1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。国際EM技術センター長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年~平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)など。2019年8月に最新刊「日本の真髄」(文芸アカデミー)を上梓。2022年、春の勲章・褒章において、瑞宝中綬章を受章。