2022年における沖縄の台風の状況
昨年の第165回で述べたように、2013年11月にスタートした、琉球列島のグラビトン結界は、沖縄全体の電力網を介し、半径354Kmにその影響が及ぶようになりました(現在は南側は560Kmとなっています)。
結界内の電気は、光触媒的な性質を持つようになり、エネルギー効率もよく、島々の難問であった塩害も目立たなくなってきました。PM2.5はもとより、排気ガスや建造物の汚染も消失し、琉球列島全体が年々きれいになり、植物も元気になり、自然生態系も徐々に豊かになっています。
雨はクラスターが小さく御神水なみとなり、固くしまっていた土壌も年々軟らかくなり、保水力も増大し、豪雨による海の汚染も少なくなり、サンゴは復活し、海岸でも大きな魚が釣れるようになってきました。
グラビトン結界は、年々強化され、2017年から植物のウイルスが消え始め、コロナ禍に対応して強化した2018年から、最強のパパイヤウイルスも完全に消失しています。パパイヤやバナナ、サトイモ、その他の宿根や球根植物の劣変現象の大半はウイルスによるものです。その対策として、様々なウイルスフリー技術が出現しましたが、自然空間でウイルスを消滅させる技術は前代未聞ですが、琉球列島全域に着々とウイルスフリー化の奇蹟が起こっています。
台風が進路を変えるということは、ウイルスフリー化の奇蹟を上回るもので、信じられるはずはありません。しかしながら、本シリーズで述べたように、グラビトン結界による奇蹟はすべて事実に基づいており、科学的検証も出始めています。
昨年2021年の台風については、本連載第165号でも述べましたが、グラビトン結界の中心部にある沖縄本島は、台風の影響は殆どなくなり、今年も強風域に入ったものの、目立った被害はありません。
今年になって最初に接近した台風5号は、結界のある大東島から進路を北に変え、結界線に沿って奄美大島の東を通過しています。
9月初めに襲来した台風11号は、小笠原では夏の観測史上最強と報じられましたが、発達しながら西に直進し、大東島や沖縄本島を直撃するという予報でした。
しかしながら、現実は大東島に張り出しているグラビトン結界線に沿って南下し、最終的には石垣島の結界線に沿って停滞し、台風の目は消失しました。その後、再発達し北上しましたが、台風の目が再び現れています。
その後に発生した台風12号は、台風11号よりやや南、すなわち、結界線の外側に移っています。この傾向は年々強くなっているように観察されますが、この場合も台風の目は一度消失した後に、結界線より離れたところで再び現れています。
これまでの情報を整理すると、台風が結界線にかかると整流され、衝撃波が減少し、東側の風速が低下している事実があります。一般的な台風は、東側が強いということになっています。同時に、竜巻状に分散しており、被害は部分的に限られるようになっています。従って、被害は予報よりもかなり少なくなっています。
全体的に見ると、老朽化した樹木や施設の被害が目立っていますが、結果的には、報道に反して被害のレベルはかなり下がっています。
台風14号は、台風5号と類似のコースをたどっています。当事者としての観察は、我田引水に思われがちですが、この台風も2020年の台風10号とほぼ同じコースを辿っています。
2020年の台風10号に関しては、気象台も特別警報の発令を予定していましたが、風が急に弱まったため、一般的な警報に切り替えています。今回も暴風の状況は2020年の台風の状況と同じ様相を呈し、風は部分的に竜巻状の被害が発生し、風の影響よりも降雨の害が多発しています。
沖縄の果物や鳥の情報
ひが・てるお / 1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。国際EM技術センター長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年~平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)など。2019年8月に最新刊「日本の真髄」(文芸アカデミー)を上梓。2022年、春の勲章・褒章において、瑞宝中綬章を受章。