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量子力学を応用した新しい農業(2)

前回で量子力学を応用した究極の農業の方向性と、その原理を説明しました。量子力学の概念は、何にでも変わる世界が前提であり、絶対的不変(固定された姿)を原則とする、これまでの物理化学の常識では理解し得ない領域です。

すなわち、人間の意識(想念)が原点にあり、良き思いの実行の重ね合わせが望ましい場を作り、同時に、悪しき思いも同等の力を持って存在しています。量子の世界(素粒子・素エネルギー)からエネルギーを集約する機能は、これまでも繰り返し述べたように、光合成細菌を中心とする微生物に支えられています。

それとは逆に、エネルギーが分散し有害化すると、それを加速する微生物が占有するようになり、強烈な酸化作用でエネルギーを放出し破壊してしまいます。化学物質汚染、放射能汚染、電磁波汚染はもとより、想念の汚染等々、地球は最悪な極みを呈しています。

この状況の単純な解決策は、良質なEM活性液を作り、繰り返し繰り返し使う、すなわち効果が出るまで使い続けることです。同時に、EM讃詞の想念を重ねると効果は倍加します。汚染の度合いによって、使う量や施用回数は決まっておりませんので、効果が明確になるまで使い続け、その後は、その効果が落ちないように管理する心得を忘れてはなりません。

EM讃詞

すでに述べたように、量子の海は、重力の海から無限のエネルギーを得ていますが、そのエネルギーを集約すれば、さらに効果が高まり、作物の生育はもとより、野生の鳥獣による被害も著しく低下します。前号で紹介した吉田さんの例は、全国に無数に広がっています。

EM技術は、改めて述べるまでもなく、常に安全、快適、低コスト、高品質で善循環的持続可能をチェックポイントとして、日進月歩で固定することはありません。ただ、EMは使う人のレベル次第ですので、その人のレベルの活性液やEM技術ということになり、効果に大差が出てきます。

その差を改善し、更に効果を高めるために、EMグラビトロン整流シールや炭や塩による結界の作り方を公開してきました。しかし、それでも個人差が目立ってきて、効果が次第に落ちてきたというクレーム的な質問が寄せられるようになりました。

要は、その人の想念次第ですので、その人のEM力のレベルと言えばそれまでです。とは言え、そのようなクレーム的質問の解消には、使う資材の波動レベルを高めねばなりません。その対策として、数年前から実証テストを行っていた、高波動のEMグラビトロン炭を普及することにしたのです。

EMグラビトロン炭を使うとペットボトルやポールや結界線を不要にすることが出来る

日本の、中山間地の鳥獣の被害は極めて深刻な状況にあるにもかかわらず、安価で誰にでもできる方法が確立しておらず、過疎化を加速しています。農村を中心とする地方創生には、最良の自然農法が安定的に持続し、鳥獣の被害を防ぐ技術が必要です。

EMグラビトロン炭

このような見地から、EMの重ね効果的活用(パイこね変換技術)と結界による田畑のエネルギーフィールド化と鳥獣対策です。前号の吉田さんの事例やUネット通信2020年1月号の「EM鳥獣対策しまねモデル」の成果は、ほぼ完璧と言えるもので、全国に急速に広がっています。

確かに革命的な技術ですが、面積が広くなると、ペットボトルやポールや結界線や電池や磁石のセットや、その後の管理を考えると、更に改善の必要があります。自然災害で結界が破壊された場合や、電池等がさび付いて機能しなくなったり、草刈機等で結界線を切ってしまったり、多くの不測の事態が発生します。

このようなことが起こった場合には、結界が機能しているか否かを、O-リングテスト等でチェックし、修復すれば済む話ですが、EMの結界が効かなくなったというクレーム的質問が寄せられる現実があります。

個人差や不注意による、このような現実の解消には、結界に使う炭の波動のレベルを更に高める必要がありますが、従来の方法では限界があるため、超高波動のEMグラビトロン炭をUネット会員に限り、安価で活用できるようにしました。

この整流ブロック(呼称・略称:結界ブロック、ブラコン等)は、EM活性液で線状につなげば20Km(関博士の説〜第104回「EMの機能と重力波」)にも達しますが、一般的には1Kgの結界ブロックで100m、100gの結界ブロックで10mが目安です。

空間全体のパワースポット化 イメージ図

更に重要なことは、3〜5mのパイプの先端に結界ブロック(50〜100g)を固定し、圃場の中央に立て、結界線がテント状になるようにセットします。広域の直線的な結界の場合は、50〜100mおきに、2〜3mのパイプに結界ブロックを固定します。同時に、結界線の代わりに、50〜100倍に薄めたEM活性液をジョロで線を引くように散布します。

その効果を持続的に向上させるためには、結界の1ヶ所のブロックに、EM-X GOLDを月に1回くらい吹き付けます。EM-X GOLDを吹き付ける回数には制限がなく、その回数と波動の向上は極めて高い相関にあります。電柱や電池の潜在電圧もそれなりに効果がありますが、1ヶ所で十分です。

すなわち、量子の世界は、それを実行する人の想念と重ね効果ですので、すべて、その人次第の確率論が成立していることを忘れてはなりません。




  ★EMで冬の暮らしの対策を★  

◆室内の環境を整える
  • EMW・EM活性液・米のとぎ汁発酵液の100倍溶液を空中スプレーする。
  • 手すり、おもちゃ等、大勢が触れる場所を100倍溶液で拭き取る。
  • EM整流ブロックを部屋を囲むようにおいて、心地の良い空間をつくる。
  • トイレのEM清掃を行う(EMWEM活性液・米のとぎ汁発酵液・EMプリン石鹸)。

◆手洗いをしっかり
  • シャボン玉せっけんから販売されているEMシャボン玉せっけんやバブルガードで、しっかり手洗いを行う。
  • バブルガードは、広島大学との研究開発により作られた素晴らしいハンドソープです。

◆ふとんのお手入れ
  • EMW・EM活性液・米のとぎ汁発酵液の100倍溶液を布団にシュッシュして干しましょう。

◆体の健康を支える
  • EM・XGOLDの飲用。EM・XGOLDを直接飲む、飲み物に入れる、お料理に入れるなどです。お弁当やお惣菜にスプレーするのも良いでしょう。
  • 日頃から、果物のピューレなどの食物繊維をはじめ、安心・安全な食べ物を摂取しましょう。

◆マスクのお手入れ
  • マスクの内側にもEMW・EM活性液・米のとぎ汁発酵液の100倍溶液をシュッシュして使用しましょう。

EMW・EM活性液・米のとぎ汁発酵液の100倍溶液を空中スプレー


  ★<お手紙紹介(千葉県茂原市 中道好子さんから)>★  

今年サツマイモ(種子島産の安納芋)が手に入りましたので(3個)、丸ごと植える方法を試みましたところ、そのうちの1個から、何と100個収穫する事ができました。サツマイモ畑は、EMボカシと塩入EM活性液のみで育てました。 比嘉先生への御礼の気持ちで、この1株を送らせていただきました。掘っている際に、ぼろぼろと落ちた分は、EM仲間の人たちと焼き芋等いたしました。
かしこ
令和元年12月5日

空間全体のパワースポット化

空間全体のパワースポット化

(2020年2月28日)




PROFILE
ひが・てるお/1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。国際EM技術センター長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年〜平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)、「愛と微生物のすべて」(ヒカルランド)、「シントロピーの法則」(地球環境共生ネットワーク)など。2019年8月に最新刊「日本の真髄」(文芸アカデミー)を上梓。2022年(令和4年)春の勲章・褒章において、瑞宝中綬章を受章した。

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