“跳ねる”(小魚)をすり身にして、もったいない野菜(規格外の野菜)と練り合わせて油で揚げます。野菜入りのさつま揚げをイメージしてください。そのまま食べてもおいしいですが、おでん種としても重宝します。すり身は、安く出回っている小魚(白身の魚・カレイ・ソゲ〔ヒラメのこども〕)を多めに用意してつくり、冷凍保存するといいでしょう。"跳ねる"を十分に活かした料理です。
野菜はみじん切りの少し手前ぐらいの細さに切る。
野菜の食感を残しながらすり身を混ぜ合わせる。粘りが少ない時は、卵で調節するが、柔らかくなりすぎないように様子を見ながら加えていく。
頭、内臓、ウロコなどをとった小魚(白身の魚・カレイ・ソゲ〔ヒラメのこども〕)を骨ごと、すり身器(フードプロセッサー&ミキサー)に入れてミンチ状にする。これだけでは小骨が残っているので、さらに包丁で叩くと良い。
卵、酒、塩を入れて、よくこねる。粘りが出たら完成。
分量=ミンチ状のすり身3kgに対して、卵3個(夏場は2個)、酒300cc、塩20g
市販のすり身を使っても良いが、素材にこだわり、手づくりならではの素朴な味も楽しい。
すり身に塩、酒が入っているので、あまり味付けはしない。
野菜の代わりにひじきなど海藻類を入れても良い。