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【オンライン】PFAS(有機フッ素化合物)と学校給食 -飲み水や野菜、フライパンは大丈夫?-

【オンライン】PFAS(有機フッ素化合物)と学校給食 -飲み水や野菜、フライパンは大丈夫?-
開催日
2024年7月13日(土)
時間
14:00~16:00
会場
オンライン

フライパンや泡消火剤など多岐にわたる用途で使われている有機フッ素化合物(PFAS)。発がん性が指摘され、欧米では規制が進んでいます。日本国内でも汚染実態が明らかになりつつあり、食品安全委員会はこの春、体内に取り込んでも健康への影響がないとされる数値を出しました。

「オーガニック学校給食」と関係ないんじゃない?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、地産地消を大事にした給食や、子ども達にとって安全な給食を目指そうとした時、PFASによる食品の汚染がないかどうかは、考えてみる必要があるのではないでしょうか。

私(この勉強会の企画者)は、東京多摩地域で地産地消給食の推進に向けて活動していたのですが、地元農家から農業用に使う井戸水がPFASで汚染されているという事実を聞いてから、子ども達が食べる給食の水や野菜は大丈夫なのか、フライパンは大丈夫なのかが気になり、これは地産地消給食を求める前に、一度立ち止まって勉強してみなければ、と思いました。

すでに汚染が見つかった地域はもちろん、これまでに汚染が見つかっていない地域でも、地下水や土壌が汚れている可能性があります。実際に、PFASを含んだ肥料が使われたり、PFASを含んだ使用済みの活性炭が山などに捨てられたりしているからです。また、広域に流通している食品もあるので、全国的な課題と言えます。食品に含まれるPFASの検査が行われていないため、安全かどうか判断できないのが現状です。

一方で、農家なども、野菜などを育てるのに欠かせない水と土を汚染された被害者です。それだけに、いたずらに不安を煽ることは避けなければなりません。

まずはPFASがどのようなものかを知り、学校給食との関係はどうなっているのかを考えることから、問題解決の糸口を探ってみたいと思います。
一緒に考えてみませんか。ご参加お待ちしています。


◇開催日時◇
2024年7月13日(土)14:00~16:00

◇会場◇ 
オンライン(Zoom)開催(要事前申込)

◇講師◇
諸永裕司氏 (元朝日新聞記者)

◇参加費◇
通常チケット(アーカイブ付き) 1,000円
寄附付きチケット(アーカイブ付き) 1,500円
パブリックビューイングチケット(アーカイブ付き) 5,000円

◇お申込み
https://peatix.com/event/4024308/view

◇プログラム◇
14:00~14:05 開会挨拶 オーガニック学校給食フォーラム実行委員長 高橋優子
14:05~14:06 講師紹介
14:06~15:00 講師・諸永裕司氏によるお話
15:00~15:55 質疑応答
15:55~16:00 終わりの挨拶

◇講師プロフィール◇
1969年生まれ。93年、朝日新聞社入社。京都支局、つくば支局、「週刊朝日」編集部、「AERA」編集部、社会部、オピニオン編集部、特別報道部などに所属。奨学金、生活保護、冤罪のほか、アフガニスタン戦争、イラク戦争、安楽死などで海外取材も。2023年に退社後、フリー。 SlowNews(https://slownews.com/m/mf238c15a2f9e)で「PFASウオッチ」を連載中
著書
『消された水汚染 「永遠の化学物質」PFOS・PFOAの死角』(平凡社新書)
『沖縄密約 ふたつの?』(集英社文庫)
『葬られた夏 追跡・下山事件』(朝日文庫)
共編著に「筑紫哲也」(週刊朝日MOOK)
沢木耕太郎著『杯 <カップ>』のもととなる連載「コリア・ジャパン漂流記」を企画・編集。

共催:オーガニック学校給食フォーラム実行委員会、NPO法人こどもと農がつながる給食だんだん

<ご参考:NHKクローズアップ現代でもPFASが取り上げられています>
2024年6月12日 追跡“PFAS汚染” 汚染源は?健康リスクは?
PFAS検出状況全国マップ(NHK作成)

◆主催者
オーガニック学校給食フォーラム

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