レポート(トピックス)

世界は水でつながっている!EM団子を一斉投入 「世界EM団子の日」

15年前、EM開発者・比嘉照夫琉球大学名誉教授が宣言された「8月8日は『世界EM団子の日』」。今年は主催のEM88実行委員会(沖縄&hawaii)が「世界EM団子の日ワールドフェスティバル2024」を立ち上げ、投入か所をつなぐZoomオンラインを開設、参加者らはEM団子投入をオンタイムでつながり、感動を分かち合いました。

沖縄県・地域応援団おおとり会(写真提供元:EM88実行委員会)

午後1時、沖縄県・公益財団法人沖縄こどもの国 水とみどりの広場バックステージでオープニングセレモニーがスタート。EM88実行委員会の「世界は水で繋がっている」とのワールドフェスティバル宣言に続いて、比嘉先生から「日本発で世界中に広がっているこの運動に子どものころから参加して、学習し、生活の中に取り入れることは将来に向かっての大事な規範・基準になります。楽しく取り組んでください」と、メッセージが寄せられました。この後、EM団子投入の現地をオンラインでつなぐメッセージ交換が行われ、EM団子の一斉投入が始まりました。国内8地域とタイ国、アメリカハワイ州の海や河川から約3万6450個のEM団子が投入され、アメリカ、タイ、ニカラグア、ロシアなど8か国157人が視聴しました。

ハワイ (写真提供元:EM88実行委員会)
タイ (写真提供元:EM88実行委員会)

地域の環境浄化意識で盛り上がった三重県下

三重県では、特定非営利活動法人 地球環境共生ネットワーク(U-ネット)理事の小川敦司さん(四日市市在住)を中心に毎年7月の「海の日」にEM団子とEM活性液を地域の海や河川に投入する「伊勢湾浄化大作戦」を15年間実施してきましたが、今年から「コウナゴを復活させる会」として「世界EM団子の日」の一斉投入になりました。「コウナゴを復活させる会」には津市に拠点を持つミロクコミュニティ(以下:MC)グループが積極的に支援していて、8日の一斉投入にも鈴鹿市や松坂市、津市、尾鷲市などのMCグループが多数参加し、水質浄化に関心を持つ地域住民の方々と共にEM団子投入を盛り上げました。鈴鹿市の白子漁港前の公園にはMCさくらの今井保治代表がZoomオンラインに接続する大型テレビを設置するなど準備に追われました。

オンタイムプログラムが映し出された大型テレビを見入る参加者たち(鈴鹿市白子漁港)
流しそうめんならぬ、流しEM活性液に沸く白子漁港の投入現場
小さい子らも”海がきれいになあれ”とEM団子を投入

「世界EM団子88実行委員会」が取りまとめたオンタイム参加団体、参加者数、EM団子投入数は以下の通り。

【オンタイム参加団体、参加者数、EM団子投入数】
団体名・
プロジェクト名
所在地 河川 参加
人数
EM
団子数
EM
活性液
地域応援団おおとり会 沖縄県 比謝川 104名 1,450個
岩田川 三重県 岩田川 88名 10,000個 480L
EMで松阪の海と川と
山を美しくする会
三重県 伊勢湾 45名 3,000個
白子港 三重県 伊勢湾 119名 5,200個 328L
南勢 三重県 白石湖 34名 3,000個 140L
木曽三川公園 岐阜県 長良川 64名 7,500個 6㌧762L
琵琶湖浄化の京都市 滋賀県 よしきりの池 50名 4,200個 450L
ユニバーサルビレッジ
くりはら
宮城県 伊豆沼内沼 10名 500個 1㌧
Khlong Toei Project タイ クロントゥイ
運河
40名 2,500個
Genki Ala Wai Project ハワイ アラワイ
運河
27名 1,000個
【ビデオレター&ビデオ投入参加地】
三重県(四日市市)、愛知県(西尾市)、ロシア、ポーランド、スロベニア、クロアチア、モンテネグロ、イタリア、ペルー、チリ、フィリピン、コスタリカ、エクアドル、コロンビア
【オンタイムZoom視聴】
視聴者数⇒157名
視聴参加国⇒日本、アメリカ、タイ、ニカラグア、ロシア、モンテネグロ、フィリピン、イタリア

 

(文責:鹿島)