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EMによる気象災害対策

暴風、大雨、雷、塩害、洪水、干ばつ、異常高温や異常低温などによる気象災害は、年々極端な様相を呈しています。過去の歴史からすれば、すべてあり得たことですが、50年または100年に1度ということが頻繁に起こっています。

PROFILE
ひが・てるお/1941年沖縄県生まれ。EMの開発者。琉球大学名誉教授。名桜大学国際EM技術センター所長。アジア・太平洋自然農業ネットワーク会長、(公財)自然農法国際研究開発センター評議員、(公財)日本花の会評議員、NPO法人地球環境・共生ネットワーク理事長、農水省・国土交通省提唱「全国花のまちづくりコンクール」審査委員長(平成3年〜平成28年)。著書に「新・地球を救う大変革」「地球を救う大変革①②③」「甦る未来」(サンマーク出版)、「EM医学革命」「新世紀EM環境革命」(綜合ユニコム)、「微生物の農業利用と環境保全」(農文協)など。
私流に捉えると、第82回に述べた整流機能が全地球的に低下してしまった結果だと思っています。EMを実用化して33年、その間に多様な不思議な情報が次々と集まってきました。

EMの活用を徹し続けると、さまざまな気象災害が著しく軽減されるということは明確な事実ですし、雷がまったく落ちなくなったり、土石流が発生したのにEMを使っていた家や工房のみが残っていたことが、震度5の場合、EM建築では3程度にしか揺れなかったという話は、今やEM建築では当たり前のような話となっています。

沖縄はこの7月7日の夕方から9日の午前まで、48時間余りの暴風と400mm以上の大雨が降り、50年に1度という大台風に見舞われてしまいました。農業に携わって60余年、私が直接観察した台風では、前例のない激しい風雨が長時間続きましたが、EMの整流力という観点を参考にさまざまな対策が見えてきました。

私の実験農園である青空宮殿農場には、電柵用のアルミ化繊織りの線が周りにぐるりと張られ、中は5mおきに仕切り状に張られ、その線にEMの整流素子が20か所くらい巻かれています。その線に100ボルトのコードを接続していますが、電流は流れず、潜在電圧がかかる仕組みになっています。



↑写真①(2枚とも)     ↓写真②

写真①は整流された線よりも樹高の高いバナナ園の状況で、ものの見事にぐしゃぐしゃになっています。それに対し写真②は整流線と同じ高さか、それ以下の樹高の低いバナナは折れずに、すべて残っていたのです。場所の違いによって風当たりが変わるため、断定できないという常識は十分に心得ていますが、この場所は数年前に同じ方向の台風で、同じ品種がぐしゃぐしゃに折損した場所であり、全国に同じ現象が現れています。

残ったバナナの葉はぐしゃぐしゃになっていますが、これまでの経験からすれば、今後、有機肥料を与え、EMの施用を徹底すれば、立派なバナナを収穫することが可能です。


↑写真③

私の実験農園では、毎週60〜80人の方々に周年を通じて野菜を上げていますが、露地栽培ですので、暴風や大雨対策は不可欠です。特に夏は暑さに強いニラとカラシナ、ブラジルスベリヒユ、雲南百薬などをつくっていますが、台風前にEM活性液を5倍に薄め、全体が十分にぬれるようにジョロでまいて、写真③のようにネットまたは不織布をベタ掛けします(EM活性液はネットをかけたあとに上から施用することも可)。


↑写真④     ↓写真⑤

ネットはEM結界用に設置している、水またはEM活性液入りの1〜2リットルのペットボトルで押さえ、固定します。写真④は、そのネットをはぐった下のカラシナです。写真⑤は同じように対策したブラジルスベリヒユで、いずれも無傷です。それに対し、ネットをかけなかった写真⑥のカラシナは、スッテンテンとなっています。台風が通過し、雨がやんだ時点で、ネットの上から全体がぬれるようにEMの5〜10倍液を散布します。このような方法に徹すれば、台風や大雨に対してもかなりの対応が可能となります。

↓写真⑥

台風や洪水後のEMによる衛生対策は、今や世界各地に広がっていますが、市町村単位で取り組んでいる例は限られています。今回の台風8号は忘れていたEMによる気象災害対策に警告を発している状況です。これまで本シリーズで、EMによる気象災害対策について何回も述べましたが、災害の大半が、エネルギーが整流されず衝撃波に変わるために起こるということを肝に銘じ、EMの整流力の活用を日常的に行う習慣や、生活に徹することを忘れてはなりません。
(2014年7月13日)





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