EMを使ってみよう

【生ごみでリサイクル!】EM生ごみ発酵肥料(EM生ごみ堆肥)のつくり方

EM生ごみ発酵肥料は生ごみをEMボカシ(Ⅰ型)で合えて嫌気発酵させたものです。EMが増殖して、発酵分解が進んでいるために、土と混ぜた際になじみやすく、比較的小規模の菜園にぴったりの土壌改良資材です。

用意するもの

    • EMボカシⅠ型
    • 生ごみ生ごみの水分が少ないほうが失敗しにくいです。
    • 密閉バケツいろいろな種類、大きさのものが市販されています。
    用意するもの
    《処理できない生ごみ》
    • 水切りをしてない生ごみ
    • 腐った生ごみ
    • ペットのふん
    • たばこの吸いがら
    • つまようじ など

つくり方

  1. すのこの上に新聞紙を敷き、EMボカシをまきます。底に敷いた新聞紙が目詰まりを防ぎ、発酵液をこす役割もしてくれます。
    すのこの上に新聞紙を敷き、EMボカシをまきます。底に敷いた新聞紙が目詰まりを防ぎ、発酵液をこす役割もしてくれます。
  2. 水分をよく切った生ごみとEMボカシを入れます。その日のうちに処理するのがコツです。大きな生ごみは細かくするとよく混ざります。また、魚や水分の多いスイカなどが含まれる場合はEMボカシを多めに入れましょう。
    水分をよく切った生ごみとEMボカシを入れます。その日のうちに処理するのがコツです。大きな生ごみは細かくするとよく混ざります。また、魚や水分の多いスイカなどが含まれる場合はEMボカシを多めに入れましょう。
  3. EMボカシと生ごみを混ぜたら、空気に触れないように、上からギュッと押して空気を抜き、フタをしっかり閉めて密封します。

    ※バケツが一杯になるまでは中ブタをするとより空気が入りにくくなります。
    ※バケツが一杯になるまでは中ブタをするとより空気が入りにくくなります。
  4. 底にたまる発酵液は定期的に取り出します。
    <EM生ごみ発酵液の使い方>
    色は透明~薄茶色です。水で500~1000倍に薄めて土に散布すると、土が元気になります。原液か10倍希釈液を下水、排水、トイレなどに流すと悪臭対策になります。

    底にたまる発酵液は定期的に取り出します。

  5. 1~5の行程を繰り返して一杯になった容器はきっちりとフタをして密閉し、直射日光を避け、1週間(冬場は2週間)程度発酵させます。漬物のようなニオイであれば成功です。

    ※長く保管しておくと腐敗するので注意してください
    1~5の行程を繰り返して一杯になった容器はきっちりとフタをして密閉し、直射日光を避け、1週間(冬場は2週間)程度発酵させます。漬物のようなニオイであれば成功です。