EM1のボトルに詰められた微生物は半分眠った状態になっています。これにエサとなる糖蜜と水を加えて、EM1に含まれる微生物を活性化させたものがEM活性液です。これを応用して、米のとぎ汁をEM1と糖蜜(砂糖)で発酵させたものが米のとぎEM汁発酵液といいます。
●用意するもの
●つくり方
1リットルの糖蜜に3リットルのお湯(40〜50℃)を加えてよく溶かします。
※糖蜜が古い場合は煮沸すると発酵がスムーズになります。
1に水を5リットル入れ、熱くないこと(40℃以下)を確認してからEM1を1リットル加えてよく混ぜます。
2を密閉容器に入れてフタを締め、できるだけ暖かくて、1日の温度変化の少ないところで発酵させます(例:こたつやお風呂の中、冷蔵庫の横など)。
発酵が進むと、ガスが発生して容器が膨らんできますので、フタを緩めてガスを抜きます。急に開けると中身が吹き出すことがあるので、少しずつ緩めてください。
出来上がりまでの日数は、夏で7日前後、冬は10〜14日が目安です。よい活性液は甘酸っぱい発酵臭があり、pHは3.5以下になります。完成した活性液は早めに使い切りましょう。
※完成日数は地域や発酵場所によって異なります。
お湯の入ったカップに糖蜜(砂糖)を入れてよく溶かします。
とぎ汁の入った容器(ボールなど)に1、EM1(EMW)の順番で入れてよくかき混ぜます。
2をペットボトルに入れて密閉し、軽くふり混ぜます。
3を冷蔵庫の横などの暖かい場所におきます。2〜3日でペットボトルが膨らんでくるので、破裂しないようにガスを抜きましょう。
EM活性液と同様に甘酸っぱい発酵臭が完成の目安です。夏は1週間、冬は2週間を目安にしてください。完成した米のとぎ汁EM発酵液は早めに使いましょう。